連載
新宿に建売住宅の値段で注文住宅を建てて住んでいます

標準・オプションって何なのさ?【新宿に建売住宅の値段で注文住宅を建てて住んでいます】

こんにちは。新宿に注文住宅を建てて暮らしている鳥と申します。

コンサルさんを黒幕に据え、建築条件付きの家づくりを少しでも良いものにしてもらおうと積極的に働きかけている鳥夫婦です。

耐震等級を上げるにはいくらかかる?

鳥

すると保奈美さん(40代半ばだと思われる女性設計士さんのことです)曰く、「それはちょっと……難しいですね。最初にご説明した通り、構造計算は一度しか行いませんので」とのこと。

コンサルさんの入れ知恵通り、「え、いまどき、手計算というわけではないですよね? 専用ソフトで自動的に出るのですから、ざっくりで良いので、それぞれの等級で計算して、どのくらいのコストが上がるのか教えてほしいのですが」と再度頼みました。

しかし一旦持ち帰った保奈美さんから、数日後に改めて

「やっぱりできません。構造計算を等級ごとにするなんて聞いたことがないです。でもコストがわからないと決められないというのはあると思いますので、本当にざっくりですが、仮の追加コストをお渡ししますね」

という回答とともに、以下のようなオプション見積書を渡されました。

見積もり

耐震等級を3にするには200万円もかかるんだ!?

しかも「これはあくまで仮なので、実際に等級を上げるとなったら、これ以上かかる可能性があることをご了承ください」とのこと……。

実際に耐震等級3でお願いし、契約してしまってから「やっぱり500万円アップでしたー。テヘッ」などと言われたら困ります!!

何十年も暮らすことになる家が耐震等級1で良いのか悩みましたが、このような状況で、耐震等級を上げる意思決定はできませんでした。

 

鳥夫婦が家づくりに求めたもの

鳥

結局中途半端な結果でしたが、少なくとも「今回耐震等級を上げたいとなったら、最低でもこのぐらいお金がかかる」ということがわかり、「だったら耐震等級1のままで良い」という意思決定をすることができました。

コンサルさんの入れ知恵がなければ、鳥夫婦は耐震等級のことなど知らないまま、耐震等級1で建てられていたことでしょう。

このように

「自分達が認識しないところで勝手に進められる」

という状況が、すごく嫌でした。

予算が低いのはこちらの問題なので、どうせ最終的に一番低い仕様を選択するかもしれない。

それでも「自分達がわかったうえで選択した」というプロセスを踏みたい!

R社との建築条件付きの家造りは、このように、自分達が無知であることの漠然とした不安がつきまとうものでした。

 

標準・オプションって何なのさ!?

保奈美さんが設計中によくしていた仕草は、1階の耐力壁の数を数えることと、全体の窓の数を数えることでした。

耐力壁について数えていたのは、耐震等級1を確保するためです。

そして窓について数えていた理由は、最初はわからなかったのですが、あるとき、

「1、2、3枚……、うん、この枚数だったら大丈夫ですね……」

とつぶやいていたことから、標準仕様の枚数を超えないかどうか確認されていたのだとわかりました。

実は、窓は鳥夫婦の家造りにおける優先順位の3位に上げられます。

それほど重要なポイントであるのに、知らないうちに勝手に決められた標準に合わせて、枚数・サイズ・形が合格か不合格か判断されている(不合格だとオプション判定される)

だからこちらから何も言わないと、バルコニー面には掃き出し窓、その他にはやや長方形の引違い窓が自動採用されてしまうのです。

ネットで建築家物件を拝見しながら「素敵だな~」と思っていた、上げ下げ窓・横長窓・横長の地窓・肘掛窓の数々は一切提案されない。

当然、鳥夫婦のライフスタイルに合わせた窓の提案など、ひとつもない。

このことに、とにかく強い違和感を感じました。