愛玩動物飼養管理士が教える!猫を脱走させないポイント2つ

完全室内飼いをしていても猫の脱走防止のため、玄関に脱走防止柵を設置されている方は多いのではないでしょうか。

しかし、猫を廊下に出さないような家づくりをすれば、脱走のリスクはグッと軽減できます。

では、どのようなことを意識すれば良いのか、そのポイントを2つご説明いたします。

1.吹き抜けにキャットウォークを設けよう

我が家では吹き抜けを活用し、廊下に出なくても猫が1階と2階を自由に行き来できるようになっています。

キャットウォーク
このアイディアは「素敵な猫の脱走防止策はないだろうか……」と考えていた私に、設計士さんが提案してくれたものです。

脱走防止柵を玄関に設置するよりも、小さな吹き抜けを活用するほうがコストも安く済むとのことだったのでお願いしました。

こうして、我が家の1階の天井には猫の通り道として、小さな吹き抜けが設けられることになったのです。

キャットウォーク
全面を吹き抜けにしてしまうと部屋の温度が温まりにくいというデメリットがあるため、人ひとりが通れるほどの吹き抜けを設けてもらいました。

これにより、猫たちは1階でキャットウォークを楽しみつつ、2階に上がれるようになりました。

キャットウォーク
吹き抜けの先には3畳ほどの猫部屋を設けているため、同居猫と距離を取りたくなったときに逃げ込む場所にもなっています。

猫ちゃん
多頭飼育は単頭飼育にはない楽しみがありますが、ストレスを抱えてしまうことも少なくありません。

ストレスは粗相などの問題行動に繋がったり、病気を引き起こすきっかけにもなったりするので、このような避難場所を用意してあげることが大切なのです。

 

2.各部屋に猫用ドアを設けよう

我が家は3LDKと部屋数も少なく、寝室や仕事部屋に猫を入れないようにしたかったため、猫用ドアは脱衣所にのみ設置しましたが、部屋数が多いお宅は1階と2階の各部屋を行き来できるよう、廊下以外に猫用ドアを設けてみるのもよいでしょう。

猫用ドア
キャットウォーク付きの吹き抜けと猫用ドアで行動範囲を広げてあげれば、廊下に出なくてもストレスは溜まりません。

猫は好奇心が強く、自分のなわばりを大切にする動物だからこそ、各部屋の見回りが毎日の日課になります。

そうなれば、自然と上下運動する機会も増え、運動量も多くなるでしょう。

猫用ドア
活動量が多くなれば、筋力も衰えにくくなり、肥満予防にも繋がります。

暮らしの中で刺激も感じられるようになるので、完全室内飼いの老猫がかかりやすい認知症も予防できる可能性があるのです。

飼い猫の脱走は、脱走防止柵を玄関に設けて対処することも多いかもしれません。

でも、キャットステップをうまく活かせば、行動を制限せず脱走を食い止められるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。