おもしろ外観の家シリーズ 「知りたい!どうしてそうなった?」
家には住人の個性が表れるものです。
住む人が違えば、家の形も千差万別。
「どうしてそうなったの?」と知りたくなる不思議な形の家や、思わずくすっと笑ってしまうユーモラスな家など、実にさまざま。
日刊Sumaiの過去記事から、おもしろ外観の家を4つまとめてご紹介します!
完成まで10年かかった格子デザインの意味とは?
目に飛びこんでくるのは、美しい木組みの格子。
この建物は寺院? ホテル? 美術館?とたくさんのクエスチョンが頭の中に浮かびますが、実はこちら、一般家庭の二世帯住宅なんです。
完成までにかかった時間は、なんと10年!
このデザイン、こだわりを追求した結果かと思いきや、意外な理由が隠されていました。
家を囲む、格子の意味とは一体?
まるで現代アート!屋根の上の小さな家の役割家の上に、さらに小さな家が!
家の上に、さらに小さな家が!
一度見ると目に焼き付いて離れない、まるで現代アートのような外観の家。
屋根の上に並ぶ“小さな家”は、“大きな家”の中に光を取り込むための仕掛けなのだとか。
天窓だと、直射日光の強い日差しが入ってきてしまいます。
そこで、天窓の替わりに“小さな家”を使うことを思いついたと言います。
“小さな家”の壁に光が反射して、“大きな家”の室内には柔らかな日差しが注がれます。
外からの視界も上手に遮ることができて、心地よさは抜群だそうですよ。
カーブが美しい円筒形の家
上から見ると、ホールケーキのように丸い!なんとも珍しい円筒形の家です。
建物の周りは芝生が植えられ、やさしい雰囲気。
敷地の余白部分は、車やバイクの駐車スペース、ドッグラン、花を育てる庭など、自由に活用することができます。
室内の廊下は、緩やかなカーブがかかっており、独特の雰囲気です。
曲線や丸などは、視覚的なリラックス効果があり、心穏やかに暮らせそうですね。
小さな家の集合体が一軒家!
コテージ? 旅館?と疑問がわきますが、実は、これらすべての建物をひっくるめて、一軒の住宅となります。
いくつもの小さな部屋が、中庭を中心に円を描くようにつながる、不思議な形状。
「毎日ワクワクできて、子どもたちが楽しく元気に成長できる家にしたかった」と施主が語るように、子どもたちが大喜びしそうな家です。
中庭は外から見えないので、視線を気にせずのびのび過ごせます。
サッカーをしたり、BBQをしたりと、家族が集う第2のリビングとしても機能しています。
一体、一つの家の中がどうなっているのか、見てみましょう。
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