気にしない人はわずか1%!結婚前にパートナーに借金があったらどうする?
ついに婚約! いよいよ結婚まで秒読み!
もしかしたら人生で一番幸せかもしれない”結婚前の時期”に、パートナーの借金が発覚したら、あなたならどうしますか?
金の切れ目が縁の切れ目とはよくいいますが、今回は婚約相手に借金があったら、どのように対応するかについてアンケートをご紹介します。
やはり金銭問題は重大!「気にせずに結婚する」はわずか1%
あるアンケート調査によると、結婚前にパートナーの借金があるとわかった場合、”気にせずに結婚する”、と回答した人は、わずか1%。
借金があっても気にしないくらい相手を愛しているのか、それともその借金を払えるくらい余裕があるのでしょうか?

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”気にしない”という回答が見られたのがちょっと意外ですが、多くの人は、どんなに相手を愛していても、借金があるとなると「ちょっと待った!」と言いたくなるのが大多数のようです。
借金が発覚した時の対応として、
1位 とにかく話し合う 57%
2位 結婚を延期する 31%
そして、破談にして別れるという回答も11%にのぼりました。

ナオ / PIXTA(ピクスタ)
いったい何を話し合えば正解?
「借金があるのに、結婚しようとしていたなんてどういうこと!?」。

kou / PIXTA(ピクスタ)
もしも結婚前にパートナーの借金が発覚した場合、こんな風に詰め寄ってしまいそうですが……。
婚約を解消するかどうかの判断を下すには一体何を話し合えばいいのでしょうか?
まず確認すべきポイントは、「原因・借金額・借入先・返済能力」です。
お金を他人から借りるということは必ずその”きっかけや原因”があるはず。
なぜ借金をすることになったのか、そしてその額と借入先を明確にし、返済できそうなのか、結婚生活にどれくらい影響が及びそうなのかを明確にします。
ギャンブルや買い物代、高い交際費などが原因であれば、結婚しない方がよさそうと早めに決断できますよね。

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また借金を抱えているひとにありがちなのが、どこからどれくらい借入しているか把握していないこと。
○○万円くらい借金がある、と曖昧な深刻は絶対にNG。明細を出してもらうなどしてハッキリさせましょう。
そして結婚するとなると、「借金歴・結婚後の生活についてどう考えていたか・誓約書」についての話し合いも絶対に必要です。

タカス / PIXTA(ピクスタ)
借金がある人は繰り返す傾向にあるため、過去の借金歴も聞く、またパートナーの親族などに確認してみるというのも手。
また、借金を抱えながら結婚するということは相手に多大な負担をかけるということ。
家計はどうするつもりだったのか、子どもはどうするつもりだったのか、聞いてみるべきです。
ここまで話し合っても、それでも結婚を進めるとするならば、二度と借金をしない、もしも約束を破ったら離婚・慰謝料を支払う、などの内容を明記した「誓約書」を作成しておくことをオススメします。
どうなる?借金がある人との結婚生活
借金がある人との結婚生活……。
あまり想像したくはありませんが、結婚生活に及ぼす影響は、以下のものなどが考えられます。
- ローンが組めない、クレジットカードが作れない
- 子どもがつくれない(満足に育てられない)

Naoaki / PIXTA(ピクスタ)
自分が男性か女性かによっても大きく変わってきますが、借金返済のために結婚式を我慢しなければいけなかったり、生活も切り詰めないといけなかったりなどそのストレスは計り知れません。
”借金がある人との結婚=幸せな結婚生活は程遠い”と言っても過言ではないようです。
いかがでしたか?
欧米で広く知られている、結婚前に財産や借金のこと、相手の不倫、家事分担や記念日の過ごし方など、結婚後の生活を事細かに設定する「婚前契約書」をご存知ですか?

吉野秀宏 / PIXTA(ピクスタ)
婚前契約書を、公正役場で”公正証書”として作成してもらうことで法的な効力を持ち、証明力の高い書類となるそうです。
結婚を考えているパートナーにもしも借金があったら、婚前契約書の存在を覚えておくのもいいかもしれませんね。
【参考】