収納の基本は「使うところにしまう」ですよね。
我が家はリビングとダイニングとキッチンが一つの大きな部屋に共存している間取りです。
キッチンはどうしても道具が多くなるので特化して考えました。
残るリビングダイニングはどうする?
かっこいい収納家具とか買う? それとも壁面収納とか作る? お金もないし、なんか面倒臭い。
だったら、漠然としたドカンと大きめの収納を作ろう。
そこにどんどん放り込もう!ということになりました。
収納の適材適所ってどこ? そりゃ部屋の真ん中でしょう
収納は便利な場所にないと、どんどん部屋が散らかってしまいます。
でも正直なところ家具を買い足したくないし、壁面にずらっと並んでいる機能的な壁面収納も好きじゃない。

撮影 水谷綾子
「使うところにしまう」が基本ならばそれに沿って、部屋の端っこではなく壁の真ん中に納戸を作りました。
中はただの箱です。
一番奥に浅い棚は作りましたが、それ以外は予算もないので何もなし。
首がぐらぐらしてる赤子もいるから、今さら大掛かりなDIYも難しい。
どうしよう……。
手持ちのカラーボックスが思いのほかハマった!
夫が独身時代から使い倒している無印のカラーボックス10個を持て余していました。
それに、シューズボックスも捨てられずに新居に持ってきていました。
捨てようかと思って調べてみると、8,000円近くもします。
リサイクルショップに持っていくとしても、車で何往復もせなあかんの?
だったら「とりあえず」の応急処置として納戸で使ってみることにしました。
両サイドにカラーボックスとシューズボックスを並べました。
それぞれオープン過ぎて収納しづらかったので、お手頃で丈夫なインナーボックスを買って、細々したものをポンポン放り込むことにしました。
シューズボックスも中を綺麗にして扉を外し、オープンな棚にして納戸の中で再利用することにしました。
上部は掃除の細々したもの、下部は子どもでも取り出しやすいのでおもちゃ収納にしました。
部屋のアクセントにも、ゆるい仕切りにもなって大活躍

撮影 水谷綾子
このように我が家は思い切って、リビングダイニングの真ん中に収納場所を設けました。
実際とても使いやすいです。
「ちょっと大き過ぎるかな?」「せっかく広いリビングダイニングが台無しになるんじゃないか?」などの心配は無用でした。
エントランスからの軽い目隠しになってくれたり、キッチンとLDをゆるく区切るアクセントにもなってくれていて、収納以外の作用も大きいことが住んでみてわかってきました。
納戸を囲む壁にはギャラリーのように、子どもの絵や好きな作品を飾っています。
リビングクローゼットとでも言いましょうか。思い切って収納場所を大きく設置するのもオススメですよ。
次回は、納戸の中の詳しい収納をご紹介します。