フライパンも鍋もスッキリ!「ファイルボックス」でできるキッチン収納術
システムキッチンなど、今どきのキッチンはガス台やシンク下が大型の引き出しになっているタイプが多く、使いやすく工夫されています。
しかし、昔ながらのキッチンはアパートや賃貸マンションなどでも使われている「扉タイプの収納」もまだまだあります。
筆者「お片づけ先生」のお客様からも、扉収納タイプでデッドスペースが多いので、どう収納すれば使いやすくなるのかというご相談をいただく事があります。
そこで、今回はファイルボックスを使って誰でも簡単に作れる「キッチン収納」についてご紹介いたします。
フライパンを取り出しやすくる収納する方法
キッチンのガス台下収納にコの字ラックを設置しているご家庭も多いですが、それでも高さを生かすことができずフライパンやお鍋同士を重ねて収納していて使いづらいという声をよく聞きます。
ならば、ニトリや無印良品で販売されている丈夫なファイルボックスを活用し収納棚を作りましょう!
画像のとおりファイルボックスを重ねただけ。
でも、ただ重ねただけではフライパンを収納するたびにファイルボックスがズレてしまいます。
ズレを防止するために、テレビなど家具の転倒防止に使う耐震シールを活用。
1段目の裏手前2か所・1段目と2段目の間手前2か所につけます(ズレ具合によっては4か所つける)。
3段重ねる場合も同様にシールを活用しましょう。
このシールのおかげで収納する際もズレることなく収納できました。
サイズに合わせてファイルボックスを選びましょう!
フライパン
- 3~4人サイズ(26~28cm)
- 5人以上サイズ(30~33cm)

しまじろう / PIXTA(ピクスタ)
ファイルボックスの幅が32cmなので、その幅の範囲内であれば収納可能です。
鍋
鍋の深さが15㎝以内、大きさは32㎝以内であれば、ファイルボックス大タイプを活用し棚を作ることも可能です。

Piotr Adamowicz / PIXTA(ピクスタ)
まずは、家で活用しているフライパンやお鍋のサイズを確認してください。
大きい鍋は難しくても一般的なフライパンや小型鍋は収納できますのでスペースを上手に活用してください。
まだまだできる!ファイルボックスの活用法
上記で紹介した以外にも、ファイルボックスはとても便利な収納グッズで様々な用途があります。
棚タイプのファイルボックス
- ラップストック
- ジップロックストック
- 揚げ物トレー
- ゴミ袋ストック
- お皿(大き目のお皿も入ります) など

Graphs / PIXTA(ピクスタ)
通常タイプのファイルボックス
- 背の高い調味料類
- 鍋蓋
- ランチマット
- 洗剤類
- レシピ本 など

Digifoodstock / PIXTA(ピクスタ)
収納するモノによって、臨機応変に縦に使ったり横に使ったりすることでより取り出しやすく、またファイルボックスで区分けされることにより見栄えもスッキリします。
使いにくかったキッチン下収納もファイルボックスを活用するとスッキリした収納に生まれ変わります。
ぜひお試しください。