働き方改革の効果も!? サラリーマンの小遣いが2,000円アップしたってホント?

みなさん、1か月のお小遣いはどれくらいですか?

新生銀行の調査によると、男性会社員の1か月のお小遣い額は39,836円。

なんと前年より2,408円も増加していることが判明! これって皆さんがちょっとリッチになったということ!?

今回は、ついつい気になってしまうサラリーマンのお小遣いについてのお話です。

お小遣いアップは飲食代に反映されている!?

昨年度と比較すると1か月2,000円以上もアップした男性会社員のお小遣い。

小遣い

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20代では、昨年より6,641円もアップ42,018円というからさらに驚き。

お小遣いがアップしたということは、ランチ代や飲み代などの飲食費が増えたのでしょうか?

調査によると男性会社員の1日の平均ランチ代は、前年比20円減少の570円

ランチ

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しかし、直近3年間では大きな金額の幅は見られず、お小遣いがアップしてもランチにお金をそこまでかけない(大体同じ金額のものを食べる)ことが考えられます。

確かにお昼の時間は限られていますし、この結果は頷けますよね。

飲み代はどうでしょうか。

飲み会

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男性会社員の1回の飲み代は平均5,410円。

1回の飲み代×1か月の平均飲み回数(約2.3回)を算出してみると、1か月の飲み代は前年比531円アップの12,506円という結果に。

飲み代アップはプレミアムフライデー導入の効果!?

では、個人支出がアップした理由を探ってみましょう。

 

「働き方改革」によって個人支出が増えていく?

お小遣いアップの背景で、まず考えられるのは”賃金の上昇”ですが……。

給与

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経済産業省の調査によると、「平成29年度に賃上げを実施した企業」は、調査に回答した企業の86%

大企業においては3年連続で2%を超える賃上げが実施されており、今後もサラリーマンの賃金は緩やかな上昇が見込まれます。

しかし、消費者物価指数は上昇しており、この緩やかな賃金の伸びでは、物価の上昇に追いつかない状況が続いています。

つまり物価の上昇を見込んだ賃上げがされない限り、個人支出拡大に繋げることは難しいと考えらます。

それでは、2018年6月に成立した「働き方改革関連」法はどうでしょうか?

国会議事堂

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調査によると、男性会社員の37.8%「職場で働き方改革があった」と回答し、働き方改革によって支出が増えたと回答した割合は46.9%と半数近くが支出アップということが分かりました。

特に仕事後の時間を自由に使える独身者であれば、定時退社できると、ちょっと買い物して帰ろうかなとか、ノー残業デーなどが増えれば、友人と予定を合わせて飲みに行く機会はますます増えそうですよね。

ノー残業デー

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実際に、20代の男性会社員に焦点を当ててみると、働き方改革によって支出増と回答した割合はなんと60%超え。

働き改革による個人支出の拡大は、特に若い世代が鍵を握っていることが分かります。

 

個人支出アップ=お小遣いアップ!?

定時退社の推奨、残業を減らす、有給休暇の取得、働き方改革は、個人支出の動機付けに大きく関わっていることは間違いなさそうです。

 

【参考】

※ 男性会社員のお小遣いは過去3年続いた37,000円台から39,836円に上昇-「2018年サラリーマンのお小遣い調査」結果について

※ 働き方改革の実現に向けて-厚生労働省

※ 平成29年「企業の賃上げ動向等に関するフォローアップ調査」