なぜ「打ち水」をすると涼しくなるの?昔からの知恵で酷暑を乗り切ろう

毎日、うだるような暑さですね。

夏は楽しい季節でもありますが、エアコンの効きが悪かったり、日差しで肌が痛いと感じることもあって、普通に過ごすだけでも一苦労な季節でもあります。

少しでも過ごしにくさを和らげ、なるべく快適に過ごせたらいいのですが……。

そこで、「打ち水」「すだれ」「よしず」など、夏を涼しく過ごすための昔からの知恵をご紹介したいと思います。

なぜ「打ち水」をすると涼しくなるのか?

中学、高校での理科の授業でも習ったと思いますが、“気化熱”が打ち水をすると涼しくなる理由です。

打ち水

Osaya / PIXTA(ピクスタ)

水が蒸発するときに出る気化熱は、地面に溜まった熱を吸いながら蒸発するために涼しくなるんです。

 

「打ち水」にオススメの時間帯は早朝か夕方!

打ち水をするなら、日差しの弱い時間帯がベスト。

具体的には気温が上がりきっていない早朝、または気温が下がり始める夕方などがオススメの時間帯です。

夕方

mits / PIXTA(ピクスタ)

 

「打ち水」は水たまりができない程度にすると効果的!

少なすぎても効果が感じられないかもしれませんが、量が多すぎるのはNG。水たまりができない程度に打ち水をするのがベターです

打ち水

Skylight / PIXTA(ピクスタ)

水が多すぎると蒸発しにくくなるので、肝心の気化熱も期待できなくなってしまいます。

 

エアコンの室外機のそばが最適!「打ち水」はベランダにまいてもOK

日陰があれば、ベランダに打ち水をするのも効果的です。

しかし、日が当たって熱せられている部分への打ち水は、ただ水が蒸発して湿度を上げるだけなので逆効果となります。

狭いベランダにまくならエアコンの室外機のそばに打ち水をするのがオススメ

ベランダ エアコン

HIRO / PIXTA(ピクスタ)

冷やされた周りの空気が室外機から取り込まれるためエアコンの効きが良くなり、一石二鳥です。

 

「すだれ」と「よしず」の役割は同じ?

竹を細く裂いて、組み合わせたものが「すだれ」。

すだれ

一方、「よしず」は葦を組み合わせたものなので、材質が違います。

よしず

hiroshi / PIXTA(ピクスタ)

また使用方法も異なり、すだれは吊り下げて使うのに対し、よしずは立てかけて“ついたて”のように使用します。

ただ、その役割は両者とも同じで、どちらも日差しを遮り、風通しの邪魔はしないという特徴があります。

 

ゴーヤがオススメ!「グリーンカーテン」は実がなるものがいい

昔ながらの知恵というには新しすぎますが、省エネ効果を得たいのであればグリーンカーテンも良いでしょう。

暑さに強く、葉が小さめであること、つるが伸びるタイプの植物がグリーンカーテン向きの植物といえます。

また、せっかくグリーンカーテンをつくるなら、実を収穫できるものがオススメです。

例えばゴーヤは初心者でも上手に育てやすい植物です。

ゴーヤ

tamayura / PIXTA(ピクスタ)

筆者の義実家でゴーヤのグリーンカーテンを作ったときには「食べ飽きるほど実がなった」そうです。

ちなみに、キュウリのグリーンカーテンもオススメだと一般的には言われていますが、ゴーヤと比べると若干難しかったそうです。

 

今年の夏、特に7月末までは異例の暑さが続くと気象庁が13日に臨時会見を開きました。

連日、日本各地で35度以上の気温を記録し、「危険な暑さ」だと報道されています。

猛暑

Flatpit / PIXTA(ピクスタ)

エアコンを使って室温を低く保つのは必至です。

そして、エアコンと昔ながらの知恵をダブル使いして、酷暑に負けないようにしたいものですね。