犬のフリー乗車は道交法違反!愛犬を危険から守る乗車法とは?

愛犬を連れて車で出かける際、みなさんはどのようにして乗車させていますか?

乗せ方によっては、愛犬が危険な目に遭うこともあります。

安全面に配慮した乗車とは何か、考えてみました。

また、犬の安全な乗車方法を実践している飼い主さんにもお話を伺っているので、ぜひ参考にしてください。

犬のフリー乗車は道交法違反ってホント!?

愛犬を連れて車で移動する場合、どうやって乗車させるのが犬にとって安全なのでしょうか?

愛犬乗車

車窓から顔を出している犬を見かけると、安全性が確保されているのか、心配になりますよね。

犬用のシートベルトなどを使用していれば良いのですが、なかには、犬を放したままのフリーな状態で車に乗せている人も……。

この“フリー乗車”は犬が車内を自由に動き回れるため、運転の妨げになる危険性があります。

犬の乗車

castenoid / PIXTA(ピクスタ)

それだけでなく、フリー乗車で事故に遭うと、犬がダッシュボードやフロントガラスに体を打ち付けて大ケガを負ったり、なかには車外へ放り出されてしまうこともあるのです。

犬のフリー乗車は、道路交通法違反です。

愛犬を危険から守るためにも、フリー乗車は絶対にやめてください。

道路交通法第55条第2項
車両の運転者は、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の操作を妨げ、後写鏡の効用を失わせ、車両の安定を害し、又は外部から当該車両の方向指示器、車両の番号標、制動灯、尾灯若しくは後部反射器を確認することができないこととなるような乗車をさせ、又は積載して車両を運転してはならない。

 

犬用カー用品の安全性のチェックを忘れずに!

シートベルト、カーシートなど、乗車中の危険から飼い主さんと犬を守ることを目的にした、犬用のカー用品が各種販売されています。

シートベルト

absolutimages / PIXTA(ピクスタ)

それらの中には、安全性のテストを公表しているものもあります。

購入する際は、使い心地と安全性のテスト結果を十分に調べた上で購入しましょう。

犬用のカー用品か、それともクレートや車載ケージを使用するかは、飼い主さん次第です

クレート

YNS / PIXTA(ピクスタ)

「この乗せ方で、愛犬は本当に安全なのか?」

この機会にもう一度、犬の車移動の安全性について考えてみることをオススメします。

 

飼い主さんにインタビュー 安全性重視で乗車法を変更

愛犬クウちゃん(M・ダックス)を、車に乗せる機会が多いというA.Kimuraさん。

犬の安全を意識した乗車方法を実践されているというので、お話を伺いました。

「クウが仔犬のときは、シートベルトで固定するボックスタイプの犬用カー用品を助手席に置いて、乗車させていました。でも隣にクウがいると、どうしても気になってしまって。これは良くないと思い、クウが成犬になったのを機に、クレート乗車に変更しました」

クレートを座席に置くだけでは、安全面で心配も……。

そこでA.Kimuraさんは、クレートを置く座席位置や、固定の仕方も考えたのだとか。

クレート乗車

クレート乗車

クレートは、“シートベルト着用での安全性が高い”と言われている、運転席の後部座席に置くことにしました。でも、クレートをただ置くだけでは危険です。そこで、クレートの持ち手部分にシートベルトを通して、車のバックルに差し込んで固定します。この方法にしてから、クウの安全が確保できているという安心感もあって、運転への集中が高まりました。今のところ、私にとってはこの方法がベストです」

車での移動は、飼い主さんと犬の安全、どちらも大事です。

A.Kimuraさん、これからも安全運転で、クウちゃんとのドライブを楽しんでくださいね!