無印アイテムも活躍!「洗面台」を綺麗に保てる収納ポイント7つ
「洗面台」はコンパクトな空間ながら、家族みんなが一日に何度も使う場所ですよね。
朝の身支度や洗濯、日常の手洗い、入浴前後の衣類の脱着など、多くのことを狭い洗面台で行っているという方も多いのではないでしょうか。
いろいろなことを行うぶん、生活感のあふれるモノも、この空間に必要になります。
そのうえ、洗面台は来客も使う場所でもありますよね。
洗面台は綺麗に保ちたい! だけど難易度の高い場所なんです。
そこで、整理収納アドバイザーのトノエルが、洗面台の綺麗を保つ収納術をご紹介します。
何も置かないのが一番!「洗面台」を綺麗に保つポイント3つ
水周りの綺麗を保つためには、掃除のしやすさを最優先にするのが一番ですよね。
そのためには、何も置かないのが理想的。だけど、洗面台のように家族みんなが頻繁に使うスペースは、そういかないのが現実です。
そこで、出し入れの手間を省くためにも、毎日の生活で頻繁に使用する“必要最低限”のモノだけ、出しっぱなしにしておくのがオススメ。
でも、モノを出しっぱなしにしておくと、乱雑な印象になってしまいますよね。
そこで、出しっぱなしでも乱雑な印象を与えないポイントを3つご紹介します。
ポイント1.出しっぱなしにするモノの数を厳選する
筆者の家族が洗面台で毎日2回以上使用するのは、ハンドソープとコップとタオル。
それから、ドライヤーと歯ブラシとティッシュです。
使用頻度の高いアイテムは、ご家庭によってさまざまですよね。あなたやご家族が何をよく使っているのか、具体的に考えてみましょう。
サッと取れる位置に出しっぱなしにするモノは、使用頻度の高いモノに厳選するだけでも、すっきりとした洗面台になります。
ポイント2.水滴が付きやすい場所に置くモノは最小限に
水周りを清潔に保つには頻繁なそうじが欠かせませんが、正直、面倒くさいですよね。
それなら、水滴が付きやすい場所に置くモノをなるべく減らしたり、水が溜まりにくい状態で置きましょう。
洗面台に水垢やカビが発生しにくくなりますし、掃除も、モノを退かす手間が少なくてサッと拭くだけなのでラクですよね。
筆者が洗面台に置いているのは、ハンドソープとコップのみ。
コップは、ハンドルを立てておくと水が切れるモノを使っているので、ラクして清潔を保てます。
水滴が付きやすく頻繁に使用する歯ブラシは、洗面台横の洗濯機にフックを付けて、吊り収納にしています。
背の低い子どもでもサッと取りやすく、便利です。
ポイント3.モノトーンや透明など、清潔感のある色に統一すること
洗面台周りのモノは、カラフルなモノも多いですよね。
一つひとつのモノは素敵でも、出しっぱなしにしていると乱雑な印象になってしまいます。
清潔感を演出するだめには、出しっぱなしにするモノだけでも、モノトーンや透明など、色数を抑えてシンプルなモノ選びをするのがいいかもしれません。
そんなモノ選びの強い味方は無印良品。
筆者は、ハンドソープを無印の「PET詰め替えボトル・泡タイプ・クリア・250ml用」(価格/350円・税込)に詰め替えています。
またティッシュは無印の「アクリルティシューボックス」(価格/790円・税込)に入れ替えて使っています。
洗面台の「鏡裏の収納」での活用ポイント4つ
洗面台の「鏡裏の収納」は、奥行も狭くて、使いにくいと思っている方も多いかもしれません。
鏡裏の収納を活用するためのポイントを4つご紹介します。
ポイント1.洗面台で使う細かいモノを収納する
洗面台は家族みんなが使う場所ですよね。
家族それぞれが身支度に使う、コンタクトレンズや整髪料、化粧品など、細かいモノにあふれているのではないでしょうか。
奥行の狭い収納はどこに何があるかわかりやすくモノが埋もれにくいので、細かいモノの収納に向いています。
扉を閉めてしまえば派手な色柄も見えなくなるので、隠しておきたいモノの収納にも向いていますね。
ポイント2.使う人別にまとめる
モノを取り出すときやしまうときに扉を開け閉めする、というのは人によっては煩わしい行為ですよね。
なるべく開け閉めする扉が少なくなるよう、モノは使う人別にまとめて収納することをオススメします。
ポイント3.どこに誰のモノを収納するかは、「時間」「頻度」「能力」を見て決める
鏡裏収納がいくつかある場合、どこに誰のモノを収納するか迷いますよね。
そんなときは、まず家族の使用する時間や長さを振り返ってみましょう。
朝の慌ただしい時間に、複数人で洗面台を使用するご家庭は、洗面台に立つ時間の長い人のモノを奥に置くと、人の動きがスムーズになります。
複数人で洗面台を使うことのないご家庭は、洗面台を使う頻度の多い人のモノを入口に近い場所に収納するのがオススメです。
そのほか、片付け能力の高い人のモノを奥に、面倒くさがりの人のモノを入口近くの場所に収納するというのも一つの方法です。
ちなみに筆者宅は、鏡裏が収納になっているのは2面ありますが、奥に夫のモノ、手前に筆者のモノを収納しています。
これは洗面台を使う頻度を重視して決めています。
夫は毎朝、奥の扉を開けっぱなしでモノを出し入れしながら身支度を整えていますし、筆者も同様に手前の扉を開けるだけで身支度ができるようになっています。
ポイント4.同じタイミングで使うモノをグルーピングする
同じタイミングで使用するモノをまとめて収納しておくと、出し入れしやすく便利ですよね。
筆者は鏡裏に、主に朝の身支度で使用するモノを収納しています。
上から順番に取り出して使えば、身支度が完了するようになっています。
上段には、ヘアブラシとヘアワックス。まずは髪型を整えます。
中段には、化粧品。ケースごと取り出して、使用します。
何も考えていなくても、左から順番に取り出して使えば、メイクが完了します。
下段には、時計やアクセサリー。
イヤリングや付け爪など、細かいモノはジップバッグに入れて収納すると検索性がアップします。
特に使用頻度が高いものは、扉裏にフックを取り付けて引っ掛けています。
フックは剥がしたときにあとが残りにくいモノを選んでいるので、賃貸でも安心です。
外出先から帰宅し、手を洗うときに時計やブレスレットは必ず外すので、ここに収納しておくのが便利です。
いかがでしたか?
丁寧な暮らしやホテルライクな洗面室に憧れはあっても、毎日、仕事や家事や育児に追われていると、使うたびに丁寧に掃除をしたり整頓したりすることなんてできないですよね。
素敵な洗面室は休日のレストランやホテルで楽しむことにして、日常生活はラクに穏やかに過ごしていきたいものですね。
“丁寧っぽい暮らし”をめざす整理収納アドバイザーのトノエルでした。
※掲載している商品名や価格は2018年8月時点の内容です。