こんにちは。新宿に注文住宅を建てて暮らしている鳥と申します。
建築条件付きの家の設計にはまったく満足できないのに、土地は手に入れたいという気持ちに変わってしまい、より苦しくなってしまった鳥夫婦です。
上物はいらない、土地だけ欲しい
不良(ワル)な四ツ谷くん(※土地)に熱を上げ、大人しい新宿くん(※土地)に対しては、
「いざとなったら白紙解除すればいいしぃ」
というヤリ逃……ごほん、遊びのつもりで関わっていた鳥。
それが新宿くんと関わっているうちに、新宿くんに本気になってしまいました。
そうなると急に執着が出てきます。
「この人を手放したくない」と……。
しかし二人の恋路を、姑(R社)が阻みます。
(妄想族なため、設定がコロコロ変わっていきますが、気にしないでください)
今回のR社の設計にまったく満足できていない。あんな外観の家で暮らすなんてムリ。
じゃあ建築条件を外してもらうしかないが、これ以上土地にお金をかけられないし(すでに予算を400万超えている)、建築条件を外してくれない可能性もある。
この土地を諦めて別の土地を探すか?
でもこんな好条件の土地、もう二度と手に入らないのでは?
やはり土地を手に入れるためだけに家は妥協するか……。いや、でもあんな外観の家……。
ぐるぐるぐるぐる。
そうこう言っているうちに、どんどん建築条件の白紙解除の期限が迫ってきます。
やはりコンサルさんの言う通り、期限までは最大限検討するしかありません。
概算見積書は出てきたけれど…
さあ、とりあえず見積書の件です。
コンサルさんから「とにかく早く詳細見積書を出させてください。期限が非常に短いので、先に先に検討しないといけないので。先方は別に検討する時間を与えるつもりはないでしょうから、こちらが引っ張っていかないといけません!」とのアドバイス。
しかしアドバイス通りに「一式見積りではなく、詳細見積りを下さい」と頼んでも、姑はお茶ばかり飲んで、なかなか出してくれません。
諦めず(鳥夫が)保奈美さん(40代半ばだと思われる女性設計士さん)にしつこく頼み、さらに施工T社の営業くんにも伝えたりなどしてがんばったところ、やっとこさ以下の「概算見積書」が出てきました。
「一式見積書」の段階では「本体工事」という名でまとめられていた以下の赤枠部分が、分割されて記載されているのものです。
ちなみに、以下のオマケ資料付き。
まあ、本来であれば一式見積書しか出さないところを、 なんとかここまで出してくれただけでも「私達のために動いてくれた」と言えますが……。
でもこれじゃ減額調整ができない!
でもこちらがやりたいことは、
「このWICのドアをやめることで、いくらコストダウンできるか?」
「この寝室の窓をワンサイズ小さくすることで、いくらコストダウンできるか?」
という「見積調整」「減額調整」なのです。
最小限の予算で、満足のゆく家が欲しいのですから。
この概算見積書では、相変わらず「減額調整」などできないまま。
だってドアも窓も「建材工事」っていう一項目にまとめられちゃっているのですもの。
でも窓は鳥のこだわりポイントです。
他の部分はもうしょうがないので我慢するとしても、どうしても窓は……窓だけは……!
鳥の好みに少しでも近づけてくれないか……!!
気力を振り絞り、保奈美さんに伝えました。
「見積書ありがとうございます。でもすみません、この見積書ではそれぞれの窓の値段がわからなくて、この窓をやめるとか、違う窓に取り替えるとかの意思決定ができないです……」
すると次回の打合せで、保奈美さんがサッシメーカーのカタログを手に「どういう変更がしたいですか?」と聞いてきました……。
ポツリポツリと場当り的に伝えるたびに、保奈美さんはカタログをペラペラとめくり、「あった!」とつぶやいてはその窓の価格を教えてくれます……。
でも、そもそもカタログに掲載されているのは定価で、実際の価格でもないですし……。
一生懸命対応してくれる保奈美さんに申し訳ないと思いながらも、もう本当にR社との家づくりに気持ちが萎え萎え……。
(鳥)