あなたのキッチンは大丈夫?実は「左利き仕様」が多いって本当?

筆者は、ライフオーガナイザーという整理収納の資格を学んだのですが、その中で”利き脳”と呼んでいる「脳の癖」を活かした収納構築があります。

利き手で考えるとわかりやすいのですが、右利きの人が左手で何かしようとすると、動きがギクシャクしてしまいますよね。

実は同じようなことが脳にもあって、考え方のクセがあるんです。

利き脳や利き手など、自分に合った収納や動線にしておくと、毎日の作業を短縮する時間がわずかでも、10年、20年と続けることで違いは大きくなるだけでなく、ストレスの低減にもつながりますよね。

筆者のように整理収納の仕事をしていると、できるだけ顧客の考え方の癖や利き手、動線などに沿って収納を構築しようとしますが、家を建てた方でも意外と知らない、利き手によって異なるシステムキッチンの選び方について書いていこうと思います。

シンクとコンロの位置は利き手によって異なる

右利き、左利きでの違いはというと、シンクとコンロの位置です。

右利きでは、左にコンロ、右にシンク左利きでは、左にシンク、右にコンロとなります。

キッチン

なぜだかわかりますか?

例えばお鍋で作った料理をお皿に移すことを考えるとわかりやすいと思います。

右利きならば、左にコンロがあると、そのまま左手で重い鍋の取っ手を持ち、右手(利き手)でフライ返しやヘラを使って料理を楽に移すことができます。

ところが、右にコンロがあると、左手で重い鍋を持ってお皿を一旦超えてから右手で移し、また皿を超えて鍋をコンロに戻すことになります。

包丁で材料を切ってフライパンなどに入れる場合もです。

左手にまな板を持って右手の包丁などで、そのまま鍋に入れることもできます。

調理 右利き

ふじよ / PIXTA(ピクスタ)

そのため、自分から見て、シンクは右側、コンロは左側が望ましいとされています。

キッチン

kouchan / PIXTA(ピクスタ)

 

利き手に合った新築・リフォームで快適なキッチンを!

ご存じのように、右手が利き手の方は多く、世界人口の90%ともいわれています。

ところが、少なくとも筆者がお邪魔するお宅では左利き向けのキッチンとなっていることが多いんです。

これは古い住宅に限ったことではなく、最近の分譲住宅などを見てもかなりの割合で左利き用となっているんです。

キッチン

gootaro / PIXTA(ピクスタ)

理由は、地域差があるものの、南向きにLDKを配置し、統計的に好まれる間取りを配置した結果だと思います。

 

いかがでしたか?

毎日キッチンに立って作業するわけですから、少しでも動線や作業の無駄をなくすことで後々大きな差が出てきます。

新築はもちろん、リフォームを検討中の方も知っておくと良いと思います。

間取りを優先するのも良いと思いますが、動線を極力短くする視点をお持ちいただくと良いかと思います。