キッチンの「コンロまわり」「食器棚」を使いやすくする収納のコツ
整理収納アドバイザーのトノエルが、キッチンを使いやすくするための収納のコツをご紹介します。
キッチンのどこに何を収納していくのかを決めるのに、ポイントになるのは「いつ、どこで使い始めるか?」ということ。
このポイントで、キッチン用品を「シンクで使い始めるモノ」「コンロで使い始めるモノ」「調理前後に使うモノ」の3つのグループに分けていきます。
「キッチンの「シンクまわり」を使いやすくする収納のコツで時短に!」では、「シンクで使い始めるモノ」の収納をご紹介しました。
今回は、「コンロで使い始めるモノ」と「調理前後に使うモノ」の収納をご紹介します。
「コンロで使い始めるモノ」ってどんなモノ?
調理の後半、火を使うメニューはコンロのまわりで作業しますよね。
そんなコンロのまわりで使い始めるモノは、シンクの上の棚や、下の引出しに収納します。
どんなモノがあるのか、見ていきましょう。
「フライパン」「卵焼き器」など……火を通すときに使うモノ。
「フライパン・鍋などの蓋」
鍋は、水を注いでからコンロに置くので、シンクまわりで使い始めるモノ。シンクまわりに収納したほうが取り出した後の作業がスムーズです。
だけど、鍋の蓋はコンロで使い始めるモノですよね。鍋は、鍋本体と蓋を分けて収納するのがオススメです。
もちろん、フライパンの蓋も圧力鍋の蓋も、コンロまわりで使い始めるモノです。
「おたま」「フライ返し」など……コンロの近くで使うキッチンツール
「サラダ油」「オリーブオイル」「ごま油」など……オイル類
「塩」「コショウ」など……調理の仕上げに使う調味料
砂糖や塩など、下ごしらえにも使うモノは、シンクまわりでも、コンロまわりでも、どちらでも使いやすいほうに収納しましょう。
「コンロまわり」の収納のコツ
コンロまわりで使うモノは、コンロまわりに収納します。
フライパンも、蓋も、キッチンツールも、立てて収納しておけば、ワンアクションで取り出せて便利です。
調味量や油は、使用頻度の高いモノを手前に、低いモノを奥に収納すると時短につながります。
「調理前後に使うモノ」ってどんなモノ?
調理前、食材ストックを取り出したり、調理後に、食器や保存容器によそったり……。
そんなときに使うモノは、食器棚やパントリーに収納しましょう。
どんなモノがあるのか、見ていきましょう。
「乾物」「缶詰」など……調理前に取り出す食材のうち、冷蔵庫に保存しないモノ
「皿」「コップ」「グラス」など……調理後に使う食器
「弁当箱」「水筒」など……調理後に使う容器
「カトラリー」など……食事中に使うモノ
このようなモノが、調理前後に使うモノです。
「食器棚」の収納のコツ
調理前後に使うモノは、食器棚やパントリーに収納しましょう。
食材ストックは、種類ごとに分けて、なるべく重ならないように収めるのがポイントです。
開封後要冷蔵の食品に注意しましょう。
皿は同じ大きさのモノを重ねて収納します。
よく使うモノを手前に入れておくと、取り出しやすいです。
カトラリーなど、細かいモノほど細かく区切って収納しておくと、目的のモノを探しやすく取り出しやすくなります。
いかがでしたか?
調理のやり方や、キッチンの仕様はご家庭ごとに違いますので、このままそっくり参考にしてもらうことはできないかもしれませんが。
どこに何を収納すべきか迷ったときには「いつ、どこで使い始めるか?」ということを考えてみてください。
より使いやすいキッチンになって、調理にかかる時間が短縮するかもしれません。
「整える」ほど丁寧じゃなく「トノエル」くらいがちょうどいい。整理収納アドバイザーのトノエルでした。