これで必ず使い切れる!「ストック品」をムダにしない方法2つ
パスタ、マカロニ、各種調味料類、ティッシュペーパーや洗剤など、家にはストック品がたくさん。
しかし、それらがあることを一度も忘れずに使い切れているという主婦さんは少ないようです。
筆者も整理収納アドバイザー資格取得勉強時に学んだのですが、使いきれないストック品がそれぞれの家が持つ整理収納の範疇を超えていて、それによって家が散らかってしまい、片付かない……ということも多いのです。
そこで今回は、その勉強の知識を踏まえてストック品をムダにしない方法を2つご紹介いたします。
1.「ローリングストック」で管理する!
ローリングストックとは、簡単に言い表すと「日常的に食べて、また買い足すという行為を繰り返すこと」です。
具体的には、普段から食材を少し多めに買い、それを賞味期限前までに使い、また買い足しておくというものになります。
このローリングストックという管理方法は、本来は災害用の対策として打ち出されたもの。
ですが、災害対策としてだけでなく、普段からストック品をムダにしないためにぴったりの方法だといえます。
つまり、たとえば水などを買い置きする場合には、ストックは“1週間分だけ”にするなど(災害対策としてのストック品は1週間分が基本であると言われていますので、それを基準にするとわかりやすいですよ!)と決めて管理すると、ストック品をムダにしにくくなります。
2.動線を意識する!ストック品は、使う場所ごとに分けて収納しよう
ストック品は、使う場所ごとに分けて収納しておくのが一番ムダにしにくいといえます。
たとえば、キッチンで使用するものはキッチン内に、洗面所や浴室で使用するものは洗面スペースに収納をするようにすれば、ストック品の管理がしやすく不要な買い溜めを防ぐことに有効です。
ストック品をあらかじめ買っておいても、生活動線上にそれらがなければあまり目にすることがなくなるため、せっかくのストック品がムダになってしまうことが多くなってしまいます。
ストック品は、日常生活の中でよく目につくところに置いておくのが“うっかり”忘れないためのベストな方法だといえます。
いかがでしたか?
ストック品のムダを防げれば、余分な出費も減り、結果的に節約につながることもあるでしょう。

人工知熊 / PIXTA(ピクスタ)
ストック品のムダが多い気がするという人は、ぜひ上記ふたつの方法を参考にしてみてください。