(前回までのあらすじ)
「無意味なモノ達大歓迎!」「趣味のモノは飾ってこそ!」の心情のもと、雑貨にあふれた我が家。
とうとう、憧れの「都内で庭付き平屋」を購入したものの、その新居は、わずか37平米。大人2人+大型犬で住むには厳しすぎる。
処分できるものは、とにかく処分しなくては。
「ミニマムライフ」への道が始まります。
■「粗大ごみ」としても出せないものは、どうしたらいい?
断捨離や引越しで不要品を処分しようとするも、簡単に出せない・回収されないものって、どうしても出てきませんか?
断捨離中の我が家。
現在日々コツコツと不要品をゴミ出ししているわけなんですが、中には家庭ごみとしてはもちろん、粗大ごみにも出せないものが出てきます。
地域によっても異なると思いますが、筆者の住む立川市では、石や土砂類・タイヤ・バッテリー・消火器・金庫(!)などなど。
DIYをする我が家には、「余りはいつか使えるかも」「買ったら高いもの、捨ててはもったい無い」という建材ストックも少なくありませんでした。そういう類はいざ処分するときに悩みます。
今回のターゲットは大理石の大判タイル、十数枚。
高級素材ですが、引越し先の狭小平屋では、残念ながら使いみちがありません。
重くてかさ張るこの建材。市の有料処分場に、自分で持ち込むしかないのか……。
■処分に困るモノが有るとき、近所にチャンスがあるかも!
そう思っていた矢先、隣の家の解体工事が始まったのです!
私の目はキラキラと輝き、思考は活性化しました(笑)。
■駄目元でお願いすれば、成功率は意外と高い
実はわたし、今までも近所で解体工事が始まると、にこやかに・礼儀正しく職人さんに話しかけ、「もしよろしければ、ついでにうちの、コレコレこういったものも、一緒に捨てていただけますでしょうか?」とお願いしてきました。
建築廃材は、コンクリートも石も金属もあるので、処分回収ができるのです。
膨大な廃材に、我が家のものが混じっても大した影響は受けません。お願いして断られたことって、1度もないんですよ。
ということで今回も、磨けば光るはずだった大理石、無事に持って行ってもらいました。
「やっぱりもったい無いなあ」と後ろ髪引かれましたが、いざ無くなってみると家も心もスッキリです。
■嬉しい「オマケ」が付いてくることも
そしてさらに!
もし解体中の家に好みのものがあったら、もらえるかどうか交渉してみましょう。
今回のわたしの戦利品はコチラです!
昭和レトロで良い味の出ている、外用の照明器具。これは平屋で再利用決定です。
■お願いするときの注意点
皆さんも処分に困っているものがある時に、運良く近所で解体工事が行われていたら、勇気をもって駄目元でも声をかけてみることをおすすめします。
もちろん、好意によって捨ててもらうのですから、持ち込む数・量は常識の範囲で。
ちょっとしたお菓子と差し入れは当然持って行きましょうね。冬なら使い捨てカイロ、夏なら涼感ウェットティッシュなどが気が効いてますよ。
ちょっとした機転とコミュニケーション能力があれば、処分問題もスッキリ解決。ぜひ困ったときはダメもとで試してみてくださいね。
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