避難用セットは玄関か寝室に!「防災グッズ」はどこに置けばいい?

筆者がお客様に収納でお困りのことを聞くと「防災グッズの置き場所」について聞かれることがあります。

災害時の備えとして防災グッズを用意することは一般的になりました。

防災グッズといっても、セットになっているものを購入されている方、水や缶詰などバラバラに準備されている方、あるいは屋外の物置に置かれている方など様々です。

多くはキッチンに食料品、その他を玄関収納やお部屋のクローゼットなどにまとめて置かれている方が多いのですが、多くの方にとって収納は十分ではないと感じていますし、持ち出しやすい=目立ちやすいからといって、玄関などに置くと雑然としてしまいますよね。

筆者も当初は正解がわかりませんでしたが、ヒアリングを重ねるうちに少しずつ答えが見えてきました。

というわけで今回は防災グッズをどこに置けばいいのかについて、ご紹介いたします。

「防災グッズの設置場所」はどこにするのが一番正解?

防災の専門家に伺ってみたところ、住環境や生活者の属性、生活パターンなどで異なるため、すべての住居に当てはまる正解はないものの、以下の点を考慮すべきと意見をいただきました。

  • 建物が倒壊してライフラインが断たれるような規模の災害では、まず避難することが大切
  • 建物が崩れる場合は、1階部分が潰れることが多い
  • 建物の南側は窓が多いことが多く、構造的に弱くなるため、南側に向かって潰れることが多い

この他に、海や川の近くだったり、周辺の土地より低くなっている環境では水害も考慮するなどが必要です。

しかし多くの場合、家の西側または東側の、家から少し離れた倉庫などに水や食料などを保管すると良いように思いえます。

物置き

あひる / PIXTA(ピクスタ)

 

災害時でも困らない!現実的な「防災グッズの設置場所」とは?

しかし、都合よく空いているスペースがあったり、倉庫があるとは限りませんよね。

そこで、上記を踏まえて現実的な設置場所を考えて見ましょう。

まず避難が必要となるような災害の場合は、安全な場所に一刻も早く移動することが最優先です。

そのため、避難する際に持っていく荷物は最小限にとどめます。

災害発生直後には、避難するためだけの荷物を持つようにします。

例えば懐中電灯やヘルメット、防寒具、消毒薬、小銭などです。これに必要な方はも必要になります。

防災グッズ

TATSU / PIXTA(ピクスタ)

これらの最低限必要なものは玄関や寝室に置いておきます。特に寝室には避難用の靴やスリッパも置いておくと良いですね。

よく言われる家族3日分の水や食料は、ご自身やご家族の身の安全を確保した後に安全に取りに行けるところに置くのが最良です。

保存食

dorry / PIXTA(ピクスタ)

 

次に避難後に必要となる食料や生活用品ですが、これらはかさばるので玄関などの屋内に置き切れない、置きたくない方は「屋外用の収納ボックス」が有効です。

非常食

kitakado / PIXTA(ピクスタ)

車をお持ちで余裕があれば積んでおいたり、あるいは「駐車スペースの隙間」に置くなどしましょう。

駐車スペース

ABC / PIXTA(ピクスタ)

 

車がなければ南側を避けて「屋外の家沿い」に設置することも良いでしょう。

戸建て

HAKU / PIXTA(ピクスタ)

ちなみに専門用品を購入するのはすごく割高になるので、避けたほうがいいでしょう。

例えば簡易トイレは10回分で3,000円など、家族分を揃えようとすると、すぐに万単位になってしまいます。

トイレであれば大人用オムツとビニール袋で代用するなどで十分かもしれません。

 

いかがでしたか?

これからは、いつでも防災に対する意識を高めていかなくてはいけません。

もしもの備えは、無理せずストレスにならない準備ができるとよいですね。