「掘り出し物件」はどう探す?自分にとっての「掘り出し物件」を見つける方法3つ

昔から「不動産には掘り出し物がない」といわれます。でも、本当に掘り出し物はないのでしょうか?

人によって、物件に求める条件や要件などのニーズは様々なので、その不動産を「掘り出し物」と感じるかどうかも人それぞれのはず。

不動産業界で約30年、さまざまなケースの不動産取引を見てきた筆者が、自分のニーズにピッタリで、さらには希少性があるような「自分にとっての掘り出し物件の探し方」を3つのポイントに分けて解説します!

1・希望条件の「幅」を広げてみる

おしゃれな家

Onzon / PIXTA(ピクスタ)

例えば、分譲・賃貸にかかわらず、物件探しの優先順位1位を「間取や内外装がオシャレなデザインの家に住む!」ことにした場合を考えてみましょう。

現地見学前に物件の間取り図や写真などが手に入るならある程度の確認はできますが、壁紙や床材などの色合いや質感・雰囲気など、細部についてはやはり現地で実際に物件を確認しなければ分かりません。

「北向きだから」「少し駅から遠いから」「収納が少ないかも」など、ネガティブな面を気にしすぎてしまい、物件資料を見ただけで実際に見学に行かないと、一番優先しているオシャレな自分好みの物件を見逃してしまう可能性もあります。

少しでも気になったら、希望条件の幅を広げて、まずは現地を見学してみましょう。

物件

よっし / PIXTA(ピクスタ)

実は、不動産のプロである仲介業者も、お客様に物件を紹介する前に必ず現地を下見に行き、その物件の良い点・悪い点を確認します。

仲介業者の営業マンのなかには、1日で20件~30件ほど物件現地を下見している強者(売買の場合)もいます。

不動産のプロも「実際に現地を見ること」をとても大事にしているのです!

 

2・数字のこだわりをなくしてみる

数字へのこだわり

Graphs / PIXTA(ピクスタ)

予算、土地や建物の面積、駅からの距離、間取りや部屋の数など、不動産探しの際にこだわらなければならない数字はたくさんあります。

予算についてはこだわる必要があるとしても、自分にとっての掘り出し物件を見つけるためにはある程度、数字のこだわりをなくすことも必要です。

例えば、建物の面積について「90平米以上」にこだわっていたとしましょう。

その場合、90平米未満の「間取りや内外装がオシャレな物件」に出会うことはできなくなるのです。

駅

天空のジュピター / PIXTA(ピクスタ)

駅からの距離や間取り、築年数などについても同様です。

一度、さまざまな数字のこだわりをなくして、エリアと予算が自分のニーズに合う物件であれば積極的に見学してみましょう。

少し見方を変えるだけで、それまで見逃していた好物件が見つかるかもしれません。

 

3・リノベーションやDIYを前提に見学してみる

マンションの1階

ABC / PIXTA(ピクスタ)

数多くの物件を見学しても、なかなか気に入った物件が見つからない場合、「自分にとっての掘り出し物件」は現在の市場に存在しないかもしれません。

その場合はリノベーションやDIYで「掘り出し物件」をつくることも検討してみてはいかがでしょう?

 

分譲の場合

戸建て・マンション問わず、購入してしまえばリノベーションによって物件の機能やデザインを自分好みにつくり変えることができます。

これまで見学した物件のなかで、リノベーションによって自分好みになりそうな物件があれば、今度はリノベーションを前提にしてもう一度見学してみてはいかがでしょうか。

中古マンション リフォーム

ABC / PIXTA(ピクスタ)

 

賃貸の場合

DIY

Wako Megumi / PIXTA(ピクスタ)

通常の賃貸住宅は、入居前や入居中に貸し主がある程度の補修・改修工事を行う前提で貸し出されます。

この補修・改修工事を借り主が行うことを可能にしたのが「DIY型賃貸住宅」です。

物件ごとにDIYできる箇所や工事の程度、退去時の原状回復をどうするかなどに違いはありますが、壁紙を自分の好きなデザインのものに張り替えたり、キッチンやリビングの扉をこだわりのものに変更したりできるのはDIY型賃貸住宅の大きな魅力です。

DIY型賃貸住宅は物件数が多いとは言えませんが、たくさんの不動産検索サイトで探すことができます。

物件探し

KY / PIXTA(ピクスタ)

なかなか自分好みの物件が見つからないときは、こだわり条件や見方を少し変えて物件探しをしてみると「自分にとっての掘り出し物件」に出会えるかもしれませんので、ぜひ試してみてください!