For Stockists Exhibition 2018 で出会った、暮らしに取り入れたい6ブランド
9/5(水)から3日間にわたり開催された合同展示会「For Stockists Exhibition 2018」(バイヤー等業者向けの展示会ですので一般の方は入れません)。
会場となった池袋にある自由学園明日館本館、講堂には多くの人が訪れました。
重要文化財に指定されている格調高い建物にインテリア、ファッション、雑貨など全国各地の約130ブランドが集結。
暮らしに取り入れたくなる6ブランドのアイテムをご紹介します。
1.森が暮らしのなかに溶け込んだリトアニアの雑貨
バルト三国のひとつ、リトアニア共和国。国土の多くが森のため、昔から木工製品づくりが盛んです。
紹介する木のコースターは、バーチ合板をレーザーカットによって生み出された木々や文様のようなデザイン。
糸で吊るせばクリスマスのオーナメントに様変わりします。
原宿にあるリトアニア輸入雑貨「LTshop」では日本のライフスタイルにも馴染む、リトアニアの良質な暮らしをモノにのせて発信しています。
※ 公式サイト LTshop
2.船上の優れものは地上でも活躍+岡山デニムに腰掛ける?
岡山発「3sun」が手がけるタフな帆布のバッグ「BAILER」。
ベイラ―とは英語で船底の水を掻き出すバケツを意味し、バッグに進化させました。
小型のものはガーデニングや子供の砂遊び道具入れ、中型は買い物バッグにと、使う人次第で用途は広がります。
丸いスルーツカバーは帆布と岡山デニム。従来は切り落としてしまう生地の端をフリンジに、くず糸をクッションにするなど、生地を無駄なく使う工夫がされています。
※ 公式サイト 3sun
3.シャープで美しい10個の箱
長野県松本市に今年誕生した「MARKT+」(マルクトプルス)では洗練された暮らしのプロダクツを展開。
地元在住の木工作家、井藤昌志氏作の新作「JYU BAKO 十箱」は印象的なデザイン。
入れ子式になった10の箱は栗材から作られ、飾る、入れる、重ねるなど箱使いが楽しくなり収納の美しさを教えてくれるアイテム。十箱1セットでお求めいただけます。
※ 公式フェイスブック IFUJI BOX MAKER
【取扱い予定店舗】
・MARKT Laboratorio
・アーツ&サイエンス
・アウトバウンド
4.ON/OFFの操作が楽しくなる? これぞ「THEスイッチ」
キリッとした佇まいが存在感を放つスイッチ。インテリアがこれ1つで洗練された印象になります。
金属加工を行う「slaptone」はトグルスイッチ、プッシュスイッチ、調光器、コンセント、USBなどを展開しています。
リノベーションや新築の際に取り入れるだけでなく、従来品を付け替えることもできます。
※付け替え工事は必ず電気設備工事有資格者がおこなうため、工務店へご依頼ください。
※ 公式サイト slaptone
5.日本各地の陶芸家とコラボ。ヨーロッパ南西部を想起させる器たち
「将来アンティークになっていくものたち」をコンセプトに活動している「MISHIM」が創ったデザインを常滑、美濃、多治見など日本の窯元の作家がカタチにした器たち。
日に何度も手に取りたくなり、使うたびに愛着が増していくようなアイテムが集います。
各地の伝統的な技法がとても新鮮に映ります。
※ 公式サイト MISHIM
6.ソケットランプのチャームポイントは有田焼!
岡山県倉敷市のヴィンテージストア「Womb brocante」からは照明をご紹介。
これまで電球と様々なマテリアルの組合せに挑んできた「testis socket lamp」は、ソケットカバーにカラフルな陶器、全13色の有田焼を採用。
リビングはもちろん子供部屋や寝室など部屋別に色分けしても、家全体に統一感を与えます。
単体で吊るすほか、画像のように連ねたり、シャンデリア感覚で何色か束ねると更に華やかに。
木製のコードリールは丸、三角、四角と積み木のような愛らしさながら軽量で機能的です。
※ 公式サイト Womb brocante
いかがでしたか。
新作の発想のルーツを聞くと、どれも伝統技法や暮らす土地に古くからあるものを活かしたものばかりでした。
クリエイターの想いがつまったアイテムを暮らしに取り入れてみてくださいね。