ハードルの低い片付け術・ 4つのアイディア
皆さまは、片付けが得意ですか?
「定期的に片付けをしないと落ち着かない」なんてステキな発言をされる方もいらっしゃるのも事実なのですが、“なんとかそれなりに見えるように暮らすのが精一杯”という方も少なくないのではないかと思います。
しかし、だからといって自分に甘くしていると、あっという間に足の踏み場がなくなってしまいます!
それは避けたいけれども、やっぱり片付けは億劫……。
それなら“完璧な片付け”という高いハードルを目指すのではなく、ハードルの低い、簡単に、時短でできる片付け術を心がけてみるのはいかがですか?
そもそも、一気に片付けようとするのは無謀
筆者の友だちや知り合いに聞いてみると、片付けが面倒くさかったり、やる気が起きない、つい後回しにしてしまうという人や、何から手をつければいいのかわからない人、とにかく片付けが苦手な人というのは、一気に全部をやろうとする傾向があるようです。
3人家族の住む家には、トータルで3000〜4000点のモノがあるともいわれています。

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それを一気に片付けようとするのは無謀ですし、ハードルが高いと感じるのは当たり前。
「とりあえず○○だけやっておく」とハードルを下げるアイディアを出していこうと思います。
具体的にはどのようにすればいいのか? 4つのアイディアをご紹介させていただきます。
1.片付ける日は「ゴミの日の前日」に設定する

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資源ごみ、古着、使わなくなった子どものおもちゃなどはゴミの日の前日に“ひとつずつ”対応していくのが良いでしょう。
繰り返しているうちに、徐々に部屋が片付いてきます。
モノを溜め込みすぎると、溜め込んだ分だけどんどん片付けの大変さが増してしまうので、思い切って処分することはとても大切なことなのです。
2.「とりあえずの収納場所」を確保しておく
たとえばソファーの下にかごを置くなど、1部屋につき1か所まで、とりあえず収納しておくための“ちょい置きスペース”を確保するのもオススメです。

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ちょい置きスペースを作りすぎると、逆に部屋が散らかって見えてしまいますのでご注意を!
そして、そこが満杯になったら片付けに取り掛かるというマイルールを設ければ散らかりにくい部屋になります。
3.「隠れスポット」を探しておく
“何かをしまえそうな空間”を把握しているのとしていないのとでは、いざ掃除をするときの大変さが桁違いです。
ですから時間があるときに、“ここにはハンディクリーナーを収納できそう”とか“洗濯ばさみや洗濯ネットはここにしまえそう”というふうに考えて、家の中を見て回ることも重要なことなのです。

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4.新しいモノを買ったら、収納場所を確保する
新しいモノを買ったら、それをどこに保管するかをその都度、考えたほうがいいです。

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そうしないと、すぐに部屋がモノで溢れてしまいます。
新しく揃えたモノでも、そのものに興味関心がなくなると、どうしても放置しがちになってしまいがち。
ですから、興味関心が続くうちに、それを収納するスペースを確保してしまうのもオススメの方法ですよ。

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いかがでしたか?
整理収納アドバイザーの資格を取得するにあたり、定期的に見直す習慣づけをすることが大切だということを勉強しますが、片付け下手な人はその習慣がない人が多いようです。
思い立ったときに少しずつやっていくことが、片付け上手に近づくための近道なのですね。
片付けというのは面倒くさい作業ですが、少しずつ取り入れていってみてください。