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なんでも大家日記@世田谷

くたびれてきたユニットバスを簡単リニューアル!【なんでも大家日記@世田谷】

なかなか差別化が難しいユニットバスですが、ディテールにこだわれば、印象も大きく変わります。

うちのマンションでは10年ほど前にユニットバスを導入した部屋が多く、実用には困らないため、そのままで募集してきました。

しかし、リノベーション工事でそれ以外の場所がすっかりきれいになると、ちょっと古めのユニットバスがどうにも見劣りする気も……。

今回は、業者に依頼しないで済む範囲で、既存のユニットバスを改善する方法を4つのポイントに分けてご紹してみようと思います。

1・まずはシャワーホースとヘッドの交換から

ちょっと古めのユニットバス

最初に取り組むべきなのは、シャワーヘッドとホースでしょう。

これについては、以前書きましたので、くわしくはそちらをごらんください。

ちょっと古めのユニットバス

写真のとおり、シャワーヘッドを交換しただけで、ビフォア/アフターの印象はぐっと変わります。

既存のシャワーヘッドはヘッド部分も小さく、汚れも目立つホワイトでしたが、このくたびれたシャワーヘッドとホースを、余っていたLIXIL製のヘッドと新品のホースに交換しました。

メーカーの適合をきちんと調べて購入すれば、取り換えは驚くほどかんたん。

ヘッドが大きめになり、ホースのカラーもメタル調になったので、ちょっぴり高級感が出た気もします。

 

2・ハンドルは同じ型なら交換はかんたん

ちょっと古めのユニットバス

シャワーヘッドとホースを交換すると、今度はプラスティックのハンドルが野暮ったく見えてきます。

これもメタリックのメッキが施されたハンドルと交換してみましょう。

メッキが施されたハンドル

同じメーカーで同型のハンドルなので、取り換えはとってもかんたん。

ハンドルの交換

キャップを取り、ビスをドライバーでゆるめれば、ハンドルもはずれます。

ハンドルの下に見えているのは、「ブッシュ」と呼ばれる部品。

これをひねってはずすのですが、固くてはずれない場合もあります。

そんなときは、ウォーターポンププライヤーでゆるめてはずしましょう(水道用の工具ですが、質を問わなければ数百円から購入できます)。

古いハンドルの取り外し

これで古いハンドルの取り外しは完了です。あとは、逆の手順で、新しいハンドルを取り付けるだけ。

新しいハンドルを取り付ける

新しいブッシュを取り付けてハンドルをかぶせ、ビスを締めてキャップをつければ完成です。

新しいハンドルを取り付ける

だいぶ印象が変わってきましたね。

 

3・シャワーホルダーの交換は既存のネジ穴を活用すべし

ここまでくると、プラスティック感まるだしのシャワーホルダーが気になってきます。これもメッキ製に交換してみましょう。

シャワーホルダー

こちらも取り外しはかんたん。

シャワーホルダーの交換

ネジ穴に水が入らないようカバーしているゴムキャップをはずし、ビスをゆるめればパカッと取れます。

古いシーリングを取り除いて、汚れもふきとってあげましょう。

今度は新しいホルダーを設置するのですが、ポイントは2つあります。

1つ目は、ネジ穴から水が漏れないように、新たにシーリングをしてあげること。使用したのはこちら。

防水シール

ホームセンターならどこでも扱っているような標準的な防水シールです。これを穴の周囲に塗ります。

防水シール

新しいホルダーを固定する際に注意したいのが2つ目のポイント。

もともとあったビス穴を流用し、壁に余計な穴を開けないようにします。

古いビス穴をしっかり確認

写真に見えるとおり、古いビス穴をしっかり確認します。

ホルダーの穴の片方はタテに融通がきくようにできているので、だいたいの場合、既存の穴におさまるはずです。

ドライバーでしっかり固定して完成

ドライバーでしっかり固定して完成しました!

 

4・ユニットバスにはマグネットがおすすめ

ここでもうひと工夫。古いユニットバスには鏡や収納が付いていないのも不満です。

鏡や収納の追加設置は費用もかかり、万一の落下を考えるとDIYもできません。

そこで活用したいのが、マグネットです。

ユニットバスはかなり古いものや一部の現行商品をのぞけば、たいてい壁にマグネットがきくのをごぞんじでしょうか?

マグネットなら貼りつけるだけで鏡を設置でき、事故の心配もほとんどありません。

たとえば、裏にこんな具合にマグネットがついている鏡。

マグネットがついている鏡

壁にピタッとくっつきます。

マグネットがついている鏡

同じく、マグネットつきの収納棚も設置。

マグネットつきの収納棚

シャンプーボトルや石鹸なら余裕で置けそうです。

このほかにも、マグネットフックを設置してスポンジを吊るしたり、時計を吊るしたりすることもできます。

マグネットフックを設置

マグネットなら現状復帰の心配もないので、賃貸住宅にお住いの方はぜひ活用してみてください。

 

かかった費用はおよそ1万5000円

以上でリニューアル作業はすべて終了です。ビフォア/アフター

こうしてビフォア/アフターを並べてみると、印象がかなり変わったのがおわかりいただけると思います。

以前よりも高級感が出ただけでなく、利便性も向上しました。

さて、最後に気になる費用をおさらいしておきましょう。

・シャワーヘッド:余っているものを使用
・シャワーホース:1,530円
・ハンドル:3,002円(一個1,501円)
・シャワーホルダー:1,510円(一個755円)
・プライヤー:527円
・マグネットミラー:3,564円
・収納棚:1,620円

今回、シャワーヘッドは余っているものを使用しましたが、市販のものなら3000~8000円くらいで手に入ります。

費用の総額ですが、シャワーヘッドを3000〜4000円と想定すると、だいたい1万5000円くらいです。

ユニットバスの雰囲気を変えるための投資としては悪くないと思いますが、いかがでしょうか?

専門的な知識や技術もいりませんから、ぜひトライしてみてください。