4割以上の実家が空き家の危機にさらされている!その解決策とは?

あなたの実家が将来”空き家”になる可能性について考えたことはありますか?

不動産関連の比較査定サイト「スマイスター」を運営するリビン・テクノロジーズ株式会社が、30歳以上の男女全国247人を対象に「実家が空き家になる可能性」について調査を実施しました。

グラフ

調査によると、実家が空き家になる可能性について”ある”と回答した人は、30.4%

さらに既に空き家になっているという回答も、9.7%にのぼりました。

空き家問題は年々深刻化していますが、このままでは将来、日本は空き家だらけ!?と心配になりますよね。

今回は、「将来の実家」についてのお話です。

実家が空き家になる理由とならない理由

将来の実家について、実に4割以上が空き家の危機にさらされていることが判明した今回の調査ですが、”実家が空き家になる(なっている)理由”についてはどう考えているのでしょうか?

アンケート

理由のトップは、やはり”将来、住む予定がない”。

実家

kotoru / PIXTA(ピクスタ)

確かに、多くの世帯が親世帯とは別に住まいを所有しているために、将来、実家に移り住むことはなかなか想像できません。

住んでいる地域が遠方であればあるほど、それは難しくなります。

 

アンケート

では反対に、”実家が空き家になる可能性がない”と回答した人の、「実家が空き家にならない理由」を見てみると、

実家に住んでいる71.7%、将来、住む予定がある17.2%。

やはり約9割の人が”実家に住むこと”で空き家になる状況を回避していることが分かります。

実家に住む

Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)

筆者の友人で、実家を若いうちから子世帯が譲り受け、親世帯は都市部にマンションを購入することで、実家が空き家になる危機を防いでいるという方法をとっている人もいます。

しかし、やはり近隣に住んでいない限り実家の空き家対策は容易でないことが分かります。

 

実家が空き家になったら…どうする?

アンケート

続いて、仮に”実家が空き家になったらどうするか”、の回答を見てみると、”まだ分からない”という回答がトップ。

次いで”売却”、”親族に住んでもらう””賃貸に出す”という結果となりました。

実家 空き家

ABC / PIXTA(ピクスタ)

多くの人が、実家の今後についてはプランを立てていないようですが、実家が空き家になる可能性が”ない”と回答した人たちは、実家が空き家になる可能性が”ある”人たちよりも、親戚に住んでもらうという回答が、8ポイントも高い結果となりました。

 

実家の今後、どうなることが望ましい?

アンケート

今後、さらに増え続けるといわれている空き家。

空き家

TATSU / PIXTA(ピクスタ)

どうなることが望ましいか考えると、多くの人が”売却””賃貸”など必要な人に活用してもらいたいと考えているようです。

アンケートでは、民泊やシェアハウス、介護施設として活用という声も挙がる一方で、”子世帯に住んでほしい”という回答もありました。

子世代

KAORU / PIXTA(ピクスタ)

確かに、空き家になるくらいなら、更地にして売却したり、駐車場にしたりなど活用した方がいいと思う反面、自分が家族と過ごした場所がなくなるというのはさびしいもの。

親の本音も垣間見える結果となりました。

 

空き家

decoplus / PIXTA(ピクスタ)

人口減少社会でありながら、新築物件は増え続けている現状、すぐに空き家を減らすというのは不可能に近いかもしれません。

しかし2030年代になると、日本の空き家率は30%を超える可能性があるといわれています。

今や空き家問題は私たちの社会全体の問題になりつつあり、自分の実家は空き家になる可能性は無いという方でも自分の家の隣が空き家に…という可能性もゼロではありません。

「売却」、そして「活用」。

早いうちから、自分の実家が将来どうなるか、を考えていくことも1つの対策かもしれません。

 

【参考】

※ 【調査】実家が空き家になる40.1%も!-スマイスター総研