シェアハウスに8か月間住んで分かったメリット・デメリット!
日本人の新しい住み方として定着しつつある「シェアハウス」。
最近では、とてもお洒落な空間を提供している会社も増えてきたようです。
現在メキシコに住む筆者も、実は東京でシェアハウスを体験しました。
たった8か月のシェアハウス生活でしたが、多くのメリットだけでなくデメリットも多少あったので、そちらも含めてご紹介しましょう。
筆者がシェアハウスに住んだ理由
著者はメキシコに移住するまで、日本とイギリスを数年おきに行き来していました。

pichetw / PIXTA(ピクスタ)
都内のマンションで使っていた家具をすべて実家に送り渡英。
それから数年後、再び東京で生活をすることになった時、いずれまた英国に戻ることを想定し、すぐに入居でき家具を買いそろえる必要のない「シェアハウス」を考えました。

nonpii / PIXTA(ピクスタ)
イギリスでは他人と住むことに慣れていたので、帰国後すぐにシェアハウス物件を探すことにしました。
東京・浅草の3DKマンションに同居人2人と住む
著者がシェアハウスをしていたのは、2007年です。
当時は今のようにシェアハウスは世間に知られていませんでしたが、意外と簡単にいい物件が見つかりました。著者は下町が好きなので東京・浅草に絞って検索しました。
その物件は以下になります。
東京・浅草 3DKのマンションのスペック

PHOTO NAOKI / PIXTA(ピクスタ)
- 家賃7万円(インターネット込み)
- 地下鉄駅から徒歩3分
- オートロック
- 同居人2人
- トイレ・バス・キッチンはシェア
- ノンスモーキング
部屋のサイズは確か6畳でベランダ付き、家具は簡単なベット、机、椅子とカラーボックスがあり、玄関鍵の他に各部屋の鍵も渡されました。

とち太郎 / PIXTA(ピクスタ)
著者は大勢でのシェアは苦手なので、同居人は女性が2人だけという条件もとても気に入りました。
同居人は30代の看護師の女性と、20代の事務職の女性でした。
著者が感じたシェアハウスに住むメリット
シェアハウスに住む一番のメリットは、お金をかけずに入居できるという点です。
新しい生活を始めるための引っ越し代や家具代などがかからないのはとても助かりました。

SoutaBank / PIXTA(ピクスタ)
また当時、著者は独身だったので、家に帰ると誰かがいるという安心感や、何かあったら頼れる人が近くにいるという安心感もありました。
引っ越し後のガス、水道やインターネットサービスの手続きもないので、本当に便利でした。
著者が感じたシェアハウスに住むデメリット
著者の場合、シェアハウスに住んでのメリットが多かったので、今でも後悔は1つもありませんが、多少不便と感じることはありました。
一番のデメリットは、自分の使いたい時間に共有場所(キッチン・トイレ・お風呂)が使えない時があることでした。

NOV / PIXTA(ピクスタ)
ある程度生活すると、同居人の生活スタイルも見えてくるので、自分が使えそうなタイミングも分かってくるのですが、朝の忙しい時間などは、「早くー!」と思う時もありました。
また早朝や深夜などは静かにしたり、好きな時間にテレビを大きい音で見られないなどで、同居人に気をつかうことが疲れると感じたこともありました。
シェアハウスに向いているのはこんな人
筆者のように、短期間だけ住むと決めている場合、シェアハウスはとても便利です。

xiangtao / PIXTA(ピクスタ)
筆者の同居人の1人は北海道出身で、上京したばかりだったので土地勘もなく、一人で住むのは不安という理由で住んでいました。
もう1人は看護師で夜勤もある方だったので、あまり家にいる時間がないので、家自体にお金をかけるのがもったいないからという理由でした。
このように、土地勘がなく知り合いもいない、女性の1人暮らしで不安、仕事が忙しく家には寝に帰るだけ、という方にはシェアハウスはとても向いていると思います。
新しい出会いもあるし、便利に生活を始められるシェアハウス。
普通のシェアハウスは入居前に見学もできるし、入居後に問題があれば連絡できる担当者もいます。
興味を持たれた方は、ぜひ新しい住み方にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?