簡単!リビングテーブルをDIYで快適なこたつに変える方法
こたつが恋しい季節です。とはいえ、自宅にはないという人も多いのではないでしょうか?
実はリビングテーブルをDIYすれば、簡単に快適なこたつに早変わりします。ニトリの「こたつ布団」を活用して、普通のリビングテーブルをこたつ仕様に変えたという日刊住まいライターがその方法を紹介します。
脚を外せるタイプのリビングテーブルがあれば、こたつが簡単にDIYできる!
冬になると、アニメ「ちびまる子ちゃん」家で登場する「こたつ」に憧れを抱きませんか?こたつの中が暖かすぎて、まるちゃんがなかなか抜けられなくなる姿は微笑ましいですよね。
こたつを家族で囲む姿は「家族の象徴」のような気がして、ちょっと真似してみたくなりました。
わが家には冬になると肌寒く感じるせいか、わざわざ寝室から布団を持ち出す輩がいます。そんな布団持ち出し防止のためにも、こたつ布団がある生活にこだわりました。
このDIYは、脚を外せるタイプのリビングテーブルに限りますが、土台になる天板を新たにつくり、ニトリのこたつ布団をのせるだけ。
すでにお気に入りの天板を使っている方や、テーブル数を増やしたくないご家庭にもおすすめです。
土台の天板に脚を付けてこたつ布団を掛けたら、元のテーブルを載せるだけ
わが家のリビングテーブルです。大き目のホットプレートを囲んでも少し余裕があるほどの大きさと、愛嬌ある「かまぼこ型」が気に入っています。
今回はこのリビングテーブルをもとにして、こたつ仕様に変身させちゃいます。
脚を外して天板だけにする
脚を外して天板だけにします。
取り外しできる物ならお手軽ですし、固定式のネジを外せるリビングテーブルでしたら大丈夫です。
土台になる天板を準備する
こちらは既存の天板で型をとった、「土台になる天板」です。安価で売っているベニヤ板に、既存の天板をかぶせてノコギリで切り抜きました。
さらっと紹介してしまいましたが、ここが一番難しいところです。丸ノコを使えればすぐにできますが、普通のノコギリでも時間がかかりますが、作業は可能です。
カットした断面は、ヤスリをかけておくと手触りもよく安心ですね。布団に隠れてしまうので、塗装までは必要ないのでは?と思います。
型を取るときのポイントは、表面にくる既存の天板より内側に、あらかじめ一回り(2㎝程度)小さくカットすること。
こうしておくとこたつ布団を挟んだときに、布団がきれいに下に流れてくれます。
脚を付ける
土台になるほうの天板に脚を取り付けます。もともとある脚を再利用してもよいですし、新たに脚を付け替えても大丈夫。
わが家の場合、既存の脚を使うには、ベニヤ板に厚みが足りなかったため、ねじ止め式の脚を別途取り付けました。
布団カバーを土台テーブルにかぶせる
ここでやっとニトリの「こたつ布団」の登場です。写真はニトリのこたつ布団に、こたつカバーを付けた状態です。なかなか和風な柄なのが、こたつらしくて気に入っています。
別途ニトリのこたつ敷布団を購入してもよいのですが、ラグマットのほうがズレにくいので、わが家ではそのままラグマットをこたつ敷布団代わりに使っています。
既存の天板を上に乗せる
あとは上に天板を載せれば完成です。
しかし、このままだと、使ううちに天板がズレてしまいます。あらかじめ天板と布団の間に、滑り止めシートを挟んでおくことをおすすめします。
ニトリで販売されている「こたつ天板ずれ防止シート」を使うとズレにくいです。スポンジのようなクッション材で、ゴム製の物よりもズレにくいようですよ。
ヒーターを取り付けて「本格的なこたつ」にすることも
わが家の場合はこれで完成ですが、こたつ布団だけじゃ満足できない方は、後付け用のヒーターも売っているので、さらに「本格こたつ化」することも可能です。
新たにこたつ一式セットを購入してもよいのですが、本物のこたつはバリエーションが限られてしまいます。
今あるリビングテーブルに少し手を加えるだけでも、こたつと同じように使えます。リビングテーブルを、天板だけに分解できるかどうかが重要ですが、可能な方はぜひお試しください。