おしぼりでふいちゃダメ!忘年会等でついてしまったシミやニオイの正しいケア

忘年会や新年会など各種イベントや飲み会が続くシーズンが近づいてきました。

この時期にお酒や食べ物、タバコなどでスーツやよそいきのおしゃれ着が汚れてしまった経験がある人も多いのでは?

何度洗濯してもなかなか落ちず、結局汚れやシミが残ったままでタンスの肥やしになってしまった衣類も実はあるのではないでしょうか。

ライオン株式会社が全国の20~40代の男女1,000名を対象に行ったWEBアンケートによると、約4人に3人が「忘年会や新年会で汚れやニオイを洋服につけてしまった経験がある」と回答しました。

気になる!飲み会でついてしまうシミや汚れ

たばこ

Syda Productions / PIXTA(ピクスタ)

その種類を聞いてみると、ニオイについては、約半数がタバコ、次いで焼き肉、鍋、お好み焼き/もんじゃと続きました。

汚れについては、よくわからないシミや醤油/ソース、焼き肉のタレがそれぞれ約20%と多く、他にもファンデーション、ワイン、ビールなど多種多様な回答が得られました。

宴会

飲み会に参加するとタバコや食べ物のニオイは避けては通れないもの。

またアルコールや化粧品、食べこぼしなど様々な種類のシミが一緒についてしまったり、どこでどうついたのかわからない汚れであったりすると、どのようにその汚れを落としたらいいのかわかりませんよね。

おしゃれ着にうっかりシミやニオイがついてしまった時の正しい落とし方や適切なケアはあるのでしょうか。

 

おしぼりでふいちゃダメ!シミは種類ごとに適切な応急処置を

おしぼり

charly / PIXTA(ピクスタ)

ライオン株式会社のお洗濯マイスター・大貫和泉さんによると、シミには種類によって適切な早めの応急処置がとても大事なんだとか。

しかし、塩素系漂白剤で処理されていることがある飲食店のおしぼりを使うと色落ちする可能性があり、またゴシゴシこするのはシミが広がって余計に落ちにくくなるのでNGなんです。

ティッシュ

ko-yan / PIXTA(ピクスタ)

水や洗剤で落ちやすい食べ物のシミ(水溶性のシミ)は固形物をティッシュでつまみとった後、水で濡らしたハンカチやティッシュでつまんで汚れを移し取り、最後に乾いたティッシュで水分を取りましょう。

アルコールなどで落ちやすいバターや化粧品などのシミ(油溶性のシミ)は乾いたティッシュでつまみ、油分を移し取るだけにとどめておくことが大切です。

 

すぐ実践できる!正しい洗濯とプロのシミ抜きテクニック

応急処置をして家に帰ったら、いよいよ洗濯です。帰宅後、なるべく早く行いましょう。

洗濯

洗濯の前にまずは衣類の洗濯表示をチェック。家庭で洗濯できるか、酸素系漂白剤が使用できるかを確認します。

家庭で洗濯できる場合は、食べ物のシミには液体酸素系漂白剤の原液を、化粧品のシミにはおしゃれ着用洗剤の原液を直接塗って繊維に浸み込ませてから普段通り洗濯をすればOK。

すぐには洗えない衣類も家庭でできるプロのシミ抜きテクニックがあれば大丈夫!

タオル

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まずはシミ汚れを取るためのタオルの上に衣類のシミがついている面を下にして置きます。

水溶性のシミは、かたく折りたたんだハンカチに水で薄めた洗剤液(100ccの水におしゃれ着用洗剤2mlを溶かしたもの)をつけ、シミの裏側を周囲から内側に向けて叩きます。

この時、目立たない部分につけて叩き、色落ちやシミにならないか確認してから行いましょう。

タオルの位置をずらし、シミが落ちるまで繰り返しましょう。

ハンカチ

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汚れが落ちたら別のハンカチに水をつけて叩き、洗剤液を落とします。

輪ジミを防ぐため、水をつけたハンカチでシミ周りをぼかします。

油溶性のシミは、ハンカチにベンジンや消毒用のアルコールなどの溶剤をつけて叩きます。落ちない場合は水溶性のシミ手順を試しましょう。

乾燥

その後はいずれも自然乾燥を。

シミ抜きした衣類は自然乾燥が絶対条件! アイロンやドライヤーで熱をかけると、シミの成分が残っていた場合に変質して落ちにくくなってしまうので要注意ですよ。

 

最も早く確実な衣類の消臭ケアは…洗濯!

洗濯

EKAKI / PIXTA(ピクスタ)

一方、飲み会で洋服についてしまった嫌なニオイはどのようにして消すことができるでしょうか。

実は、最も早く確実な衣類の消臭ケアは洗濯をすること。

ブラウスやセーターなど家庭で洗濯できる衣類は洗濯によって消臭ができます。

また、入浴後に蒸気が出る浴室に一晩吊るしておけば、蒸気とともに揮発しやすいニオイ成分が水と一緒に蒸発するのでニオイが軽減されます。

このように簡単にできるケアだけでもニオイを軽減することができるんです。

スプレー

しっかりと消臭したい場合には、消臭スプレーを使うとタバコ臭や食べ物臭がさらに軽減。

除菌・抗菌効果のあるタイプなら、すべての菌に効果があるわけではないものの、悪臭の原因となる菌を除去し、さらに増殖も抑えるので汗臭などの菌由来のニオイの発生を防ぐことも期待できます。

もちろんお出かけ前にあらかじめ防臭効果のある消臭スプレーをしたり、飲食店ではコートやジャケットをビニール袋に入れたりしてニオイがつく前のケアも忘れずに。

これまで諦めていた嫌なシミやニオイも今回ご紹介したテクニックがあれば安心!

今年の冬は大切な洋服をシミやニオイから守ってくださいね。

【参考】

※ アクロン