風水コンサルタント種市勝覺先生

母親の介護を頑張っているのになんとなくモヤモヤ…どうすればいい?【風水で解決】

人間関係やお金に関する、さまざまな悩み。

もしかしたら“風水”に解決のヒントが見つかるかもしれません。

風水コンサルタントの種市勝覺(たねいち しょうがく)先生が、あなたの悩みを、風水の観点から、解決します!

Q: ある程度介護が必要なレベルの母親。やれることは何でもやっているのになぜか氣が晴れません。病氣になる前、母親に求められていた水準の介護ができていないからかもしれません

車いす

kou / PIXTA(ピクスタ)

ご相談ありがとうございます。介護をされているとのこと、毎日大変ですよね……。

モヤモヤという感情は一体何なのかという話から始めますと、モヤモヤとは葛藤のこと。

葛藤とは、相反する2つの考えを抱えこんでしまった結果、生まれる感情なんです。

相談者さまの「氣が晴れない」のは、きっと無意識のうちに“〜べき”という正しい基準をご自身の中で設けているのかと思います。しかしながら、その“〜べき”という基準を満たすのは苦しいもの。

親子

スムース / PIXTA(ピクスタ)

もともとお母さまから「私が病氣になったらちゃんと面倒見てね」というようなこと言われていたことや、幼少期よりお母さまから受けたしつけなどから、「子どもとして責任を持って頑張るべき」「だって親にはこれまでお世話になったから」という意識があるのかもしれません。

この相談に対して、僕からお答えできることはただ一つです。

できることはやる。できないことは無理してやろうとしない。それで十分です。

無理とは「不自然」を意味していまして、風水の基準はいつも「自然であろうとする」ことです。

 

理想通りにやるor自分ができる範囲のことをやる、どちらがベター?

もやもや

KY / PIXTA(ピクスタ)

先ほど葛藤からモヤモヤは生まれるとお話しました。

葛藤をおぼえる人の大半は、自分の現実に向き合うことではなく、自分が描く理想を達成する方により価値を置いているように思います。

でも僕にとってはその逆で、理想を達成することより、現実的にできることをやることの方が価値があると考えます。

理想を描いて望むのはもちろん素晴らしいことですが、理想どおりになるはずがないんです。

なぜなら理想とは、自ら勝手に設定した、あまり現実的ではない基準だからです。

それなのに現実より理想に重点を置いてしまうと、当然ながら現実とのギャップが生まれる。

その落差に哀しみや落胆などのネガティブな感情を抱くのは、自分が現実より理想を重視したことが原因とも考えられます。

ポジティブに

Graphs / PIXTA(ピクスタ)

逆に自分ができる範囲のことをやりきることをベストとすれば、葛藤を抱くはずもなく、モヤモヤせずに済みます。

密教では、結果を自分でコントロールできると考えることは「傲慢」だと考えます。

理想どおりになるかどうかということは自分で決められるはずがなく、結果には自分以外の“他力”が大きく絡むからです。

 

他者からの期待に応える必要はないし、他者の理想も同様に満たせないもの。

親子

A_Team / PIXTA(ピクスタ)

そして、多くの人が他人から「〜してほしい」といった期待に応える必要があると思ってしまうようですが、本来は一切応えなくてもいいくらいです。

お母さまが元氣だった頃に「面倒を見てね」と言っていたとしても、それは言ってしまえば相手の都合でしかないから(たとえ相手が親であっても、です)。

「普通、子どもだったらこれくらいして当然」と誰かに言われることもあるかもしれませんが、そもそも“普通”って何でしょうか。

皆それぞれ自分の基準がありますし、その言葉自体もあくまで発言者が自分のものさしで言っているだけなので、何もあなたが影響される必要はありません。

他人と自分、理想と現実、一般論と個人的な事情。

それぞれの「境界線」を明確にすれば、今のご自身の頑張りをもっと認めてあげられるのではないでしょうか。

「自分で何でもやらなきゃ」と背負う必要もまったくありません。

自分の基準における、今、現実的な範囲で無理なく(不自然を選ぶことなく)決断し、それを”自ら良し”と認めてあげることを大事にしてくださいね。

(取材・文 門上奈央)

 

■種市勝覺(たねいち しょうがく)

種市先生

撮影 難波雄史

風水コンサルタント、密教風水カウンセラー。「財・体・心の流れを整える」を軸に、風水コンサルタント・密教風水カウンセラー・密教阿闍梨として活動。氣持ちよく暮らす為の住居探し、良き環境を作る為の風水鑑定、独自の手法を用いたカウンセリング、コンサルテーション・社員研修・各種セミナー・出張鑑定などを、2001年より精力的に行っている。環境脳科学、環境心理学の視点から風水を身近なモノとする「無料メールセミナー・風水入門」は3,000名を超える登録者数。著書『ここに気づけば、もうお金には困らない』(サンマーク出版)、『感情を整える片づけ』(アチーブメント出版)も好評発売中。最新刊は『自分を変える「身口意」の法則』(フォレスト出版)。

種市勝覺-オフィシャルブログ 

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