日本初出店!「カウニステ」のテキスタイルの魅力をたっぷりご紹介

2018年10月1日、僕がマンションを営む世田谷区のお隣、目黒区の自由が丘に「カウニステ」(kauniste)というフィンランドのテキスタイルブランドが新たにお店をオープンしました。

カウニステ

偶然お店の前を通りかかり、たたずまいに惹かれて足を踏み入れましたが、優しい色遣いとユーモラスなデザインがすっかり気に入りました。

カウニステ

何度か足を運び、リノベーション中の山小屋で使用するカーテンも注文することに。

前編となる今回は、カウニステのさまざまなテキスタイルと商品の魅力をたっぷりご紹介します。

カウニステって、どんなブランド?

カウニステ

カウニステは2008年にフィンランドで生まれたブランド。

長い歴史を持つ北欧のテキスタイルデザインにおいては若いブランドといえるでしょう。

そんなカウニステが初めて海外に出店したのが、この自由が丘店なのです。

カウニステ

白を基調とした清潔感のある店内はテキスタイルの個性的なデザインを引き立てます。

取材に応えてくれたのは店頭に立って接客もこなす原田浩行さん。

原田浩行さん

実は、原田さんは日本人ながらカウニステを立ち上げた創設メンバーのひとりなのです。

カウニステのブランドの特長を尋ねると、こんな答えが返ってきました。

「やっぱり色合いのやさしさですね。原色は使わないようにしたりとか」

カウニステ

確かにどのデザインも大胆で個性的ですが、とげとげしい印象を感じさせません。

「手でデザインを描くことも大事にしています。いい意味で素朴というか、いびつさを楽しめるようなデザインが好きなんです」

カウニステ

その「いびつさ」が、なんとも親しみやすい雰囲気を生んでいるんですね。

そんな親しみやすさは、カウニステの仕事のスタンスに通じます。

「日本だと、ブランドとデザイナーはクライアントと下請けみたいな関係が多いですよね。僕たちは彼らと対等につきあいたいし、フレンドリーに仕事をしたいんです」

カウニステはまさにデザイナーという仲間たちと一緒に作り上げてきたブランドなのです。

 

ロングセラーの2大人気生地をご紹介

さて、ここからはカウニステのテキスタイルとプロダクトをご紹介していきましょう。

まずは原田さんにうかがったカウニステの人気生地から。

「Sokeri」(砂糖)

これはハンナ・コノラさんがデザインした「Sokeri」(砂糖)というテキスタイル。

カウニステがヨーロッパで広く知られるきっかけになったデザインだそうです。

言われてみると、以前、僕もほかのショップで見かけたことがあります。

いちばん人気のデザインというだけあって、靴下や

靴下

ピアスなど、

ピアス

さまざまな商品として展開されています。

「Sunnuntai」

ソケリとならんで人気なのが、マッティ・ピックヤムサさんによる「Sunnuntai」(日曜日)。

「Sunnuntai」

丸みを帯びた鳥のデザインが目を引きますが、鳥たちを囲む点や線には手描きならではの温かみが宿ります。

「Sunnuntai」

手仕事を大事にする「カウニステらしさ」がとてもよく表現されていて、定番となっているのもうなずけます。

 

カーテン映えするデザインもそろいます

「Orvokki」(パンジー)

店内奥にカーテンとして飾られているのは、ハンネレ・アイヤラさんによる「Orvokki」(パンジー)です。

大きな花柄のデザイン

ハンネレさんはファインアーティストでありながら、デザインも学んだという経歴の持ち主。

大きな花柄のデザインは、大判のカーテンに最適です。

このパンジーもさまざまな形で商品化されていますが、

木製のブローチ

なかでもパンジーの形を切り抜いた木製のブローチはファッションのアクセントによさそうです。

「Mokkila」

ノルウェー出身のデザイナー、ビョーン・ルネ・リーさんによる「Mokkila」(村)は、北欧の伝統的な木造家屋が建ち並ぶ風景を描いたデザイン。

「Mokkila」

さりげなく配置された小鳥や切り株などが、のどかな雰囲気を漂わせます。

僕がカーテンに選んだのもこの生地です(オーダーカーテンについては次回の原稿で詳しく書きます)。

 

ブランケットをはじめ、さまざまなアイテムも見逃せません

ほかにもカウニステではブランケットなども手がけています。

ミロコマチコさんが作品を提供

なかには、日本人アーティストのミロコマチコさんが作品を提供したものも。

全面にヒョウが描かれているブランケット

全面にヒョウが描かれているこちらの商品はブランケットのなかでもいちばんの人気。

「動物の絵というと、日本ではどうしてもかわいいだけになりがちですが、ミロコマチコさんの絵には野生動物ならではの鋭さや力強さが表現されているのが魅力です」

とは原田さんの言葉。

柄だけでなく、ふんわりとした触り心地も最高で、これからの季節に膝掛けなどにしたら最高だと思います。

カウニステ

ブランケットのほかにも、カウニステでは個性的なデザイナーやアーティストによるデザインを活かしたさまざまな商品が展開されています。

個人的に気になったのが店内のいたるところに飾られたグリーンを彩るバスケット。

バスケット

「Saaret」(群島)と名付けられたデザインです。

テキスタイルというと、カーテンや洋服というイメージが強いですが、こんなふうに鉢植えをファブリックでアレンジすることもできるんですね。

ほかにもトートバッグや、

トートバッグ

iPhone用ケースなど、

iPhone用ケース

小さな店舗のなかに、素敵な商品が詰まっています。

北欧のデザインが好きな方はもちろん、自由が丘にふらっとお寄りになった方や、友人へのちょっとしたギフトを探している方も楽しめるお店です。

カウニステ、ぜひ遊びに行ってみてください。

カウニステ

次回は、僕がカウニステでオーダーしたカーテンのお話。

北欧製のカーテンって、どうせ高いんでしょ?

そんな固定観念を打ち破るくらいリーズナブルに良質なカーテンが手に入ります。お楽しみに!

【カウニステ 自由が丘店】

東京都目黒区自由が丘1-26-8 キクモトビル1階
営業時間: 12:00-19:00(月~金)、12:00-18:00(土、日) 水曜定休

【参考文献】
『カウニステのデザイン』(玄光社)