「カウニステ」でカーテンをオーダーしてみたら…良質でリーズナブルだった!

前回は自由が丘にニューオープンしたフィンランドのブランド「カウニステ」(kauniste)のテキスタイルと商品の数々をご紹介しました。

カウニステ

今回は、僕がカウニステでカーテンをオーダーし、リノベーション中の山小屋に設置するまでをリポートします。

北欧製のカーテンって、どうせ高いんでしょ?

そんな固定観念を打ち破るくらいリーズナブルに良質なカーテンが手に入りました。

僕がカウニステのカーテンを選んだワケ

僕が探していたのは、洗面&脱衣所を区切るための目かくしカーテン。

山小屋

左がシャワーブース、右が洗面なので、赤で示したラインに目かくしのカーテンを設置して手前の空間と区切れるようにしようと考えました。

木や珪藻土をメインにした落ち着いた室内なので、その雰囲気を壊さずに部屋に彩りを添えてくれるようなカーテンがいいと思っていたのですが……。

カウニステ

そんなとき、カウニステの優しい色調とユーモラスな絵柄を見て、うちにピッタリだと思ったのです。

特に一目で気に入ったのが「Mokkila」(村)というテキスタイル。

カウニステ

前回も紹介したとおり、北欧の伝統的な木造家屋が建ち並ぶ風景がモチーフになっています。

木造家屋が建ち並ぶ風景がモチーフ

屋根の上に鳥がとまっていたり、なんとも牧歌的な雰囲気。

なんとなくうちの山小屋が建っている山里の光景と通じる雰囲気を感じました。

これでカーテンをオーダーして、同じ生地でスツールも張り替えて洗面の前に置いたら統一感も出ていいんじゃないか……などなど夢は広がります。

 

マージンを取らないので縫製代金が安い

やはり気になるのがお値段です。

以前、ネットショップのオンライン見積もりでカウニステと同価格の北欧製生地のカーテンを調べてみたことがあります。

うちの設置スペースのサイズは幅が156cm、高さが219cmと大きめサイズではありますが、見積もり結果は驚きの4万円越えでした。

片開きのカーテン1枚でこの価格はちょっと厳しいです……。

「高かったらあきらめよう」と思いつつ、カウニステの店舗でスタッフの原田さんに相談してみました。

すると、予想以上にリーズナブルにオーダーできることがわかったのです。

まず、見積もり金額をごらんください。

 

とにかく縫製代金が安い

 とにかく縫製代金が安い

とにかく縫製代金が安いのに驚きます。

聞けば、カウニステでは自由が丘の近くにある小さな縫製業者さんに依頼しているそうなのですが、マージンや手間賃は一切取っていないそうです。

本来なら、縫製業者さんに生地をわたして依頼し、できあがった商品を受け取る手間があるわけですから、ある程度の手数料を取るのは当たり前なのですが、それをしていないのです。

カウニステ自由が丘店に飾ってあるカーテン

カウニステ自由が丘店に飾ってあるカーテン

あとから知りましたが、僕はカウニステの自由が丘店で初めてカーテンを購入したお客さんだったそうで、お店のほうも手探りで決めた価格だったようです。

確認したところ当面はこの価格でやっていくそうです(なお、僕が注文したサイズよりも大きなカーテンをオーダーした場合は、そのぶんだけ縫製費も増える可能性があるのでご注意ください)。

 

生地幅に収まるサイズでオーダーするのがポイント

お安くなった理由はもうひとつあります。

実は、見積もりを出してもらう前に、原田さんからこんな提案をしていただいたんです。

「生地をつなげないで一枚の生地から作れば、幅が数センチ短くなってしまいますが、だいぶ安く作れますよ」

詳しく聞くと、こういうことでした。

カウニステの生地の幅はおよそ155cm。

生地を広げてみたところ

生地を広げてみたところ

どんな商品を作るにも、この幅が基準になります。

カーテンの場合、この生地幅に収まる幅ならば一枚の生地から作ることができるのです。

(逆にいえば、155cmを超えてしまうと生地をつなげなければならないので生地量や縫製の手間が増える分、値段は上がります)

ただし、カーテンに加工する場合は切りっぱなしの左右を縫製するので出来上がる幅は155cmよりも数センチ短くなり、僕がほしいサイズ(156cm)には少々足りなくなります。

うちの場合は、窓を覆うカーテンではないので多少のスキマは問題ありません。

たった数センチのために倍の生地を使用し、縫製代金も多く支払うのは現実的とは言えませんよね。

ならば、一枚の生地でリーズナブルに済ませるのは十分にアリな選択でしょう。

こういう提案をしてもらえたのは、すごくありがたかったです。

あまりに安いので「ほんとに大丈夫ですか?」と聞いてしまいましたが、

「ひとりのお客さんから4万円をもらうより、ふたりのお客さんから2万円もらうビジネスをしたい」

というのが原田さんの答えでした。こんな言葉にも「カウニステらしさ」を感じます。

 

完成したカーテンを実際に設置してみました

注文から待つこと、およそ10日間。いよいよカーテンができあがりました。

完成したカーテン

早く広げたい気持ちを抑えつつ、仕事の合間を縫って山小屋へ向かいます。

カーテンを設置したところ

設置した模様がこちら。カーテンひとつで部屋の印象は変わるものです。

部屋の雰囲気が明るく柔らかくなりました。およそ5cmほど横幅が足りませんが、予定どおりなのでOK。

目かくしとしては問題ないでしょう。

設置したカーテン

別の角度から見ると、こんな感じ。

個性的なデザインですが、色使いがやさしいのでイヤな自己主張は感じません。

細かいディテール

ぼーっと眺めていると、これまで気づかなかった細かいディテールも見えてきます。

ほんとうに楽しいカーテンです。こんなふうにカーテンに愛着がわいたのは初めてかも。

カーテンの横にはスツールを置いてみました

カーテンの横にはスツールを置いてみました。以前もご紹介した秋田木工のスツールです。

カーテンと同じ「Mokkila」の生地で、DIYで張り替えました。

「Mokkila」

カウニステでは、「ファブリック・フォー・ユア・DIYプロジェクト」と銘打って、50cm×150cmの生地をパッケージ販売しています。

これを使えば、気軽にソファやスツールのリメイクもできるのです。

スツールのリメイク

かわいらしく仕上がりました。カーテンとそろえたので統一感もあります。

カーテンとそろえたので統一感もあります

お客さんを招くのが今からとても楽しみです。

2回にわたってお届けしたカウニステのリポート、いかがだったでしょうか?

落ち着いた色合いで手描きならではの温かみのあるデザインは、部屋にやさしい彩りを添えてくれるはず。

ぜひ、お店で実物を手に取ってみてください。

【カウニステ 自由が丘店】

東京都目黒区自由が丘1-26-8 キクモトビル1階
営業時間: 12:00-19:00(月~金)、12:00-18:00(土、日) 水曜定休

【参考文献】
『カウニステのデザイン』(玄光社)