「スマートEX」は発車時刻4分前まで変更OK。使って分かった快適さとは?
年末年始が近づき、帰省や旅行などで新幹線を利用する機会が増えてくる頃。
昔と違って、最近ではネットで予約をして窓口で受け取れたり、スマホをかざすだけで改札を通れたりと、新幹線の快適さはどんどん進化しています。
昨年始まったばかりの「スマートEX」というサービスをご存じでしょうか。
東海道新幹線、山陽新幹線を頻繁に使う人にとってはお馴染みでしょう。
今回は、その「スマートEX」を実際に使ってみた時のお話です。
「スマートEX」はチケットレスで新幹線に乗れる!
JR東海とJR西日本が運営するスマートEXとは、簡単な登録だけでスマホやパソコンからネット予約ができ、スムーズに東海道新幹線、山陽新幹線(東京~博多間)に乗ることができるサービスです。

photo-uny / PIXTA(ピクスタ)
登録は、SuicaやPASMOといった交通系ICカードと既存のクレジットカードだけ。
年会費無料で利用することができます。
そしてなんといっても、チケットレスという最大の魅力があります。
切符の受け取りが不要で、新幹線の改札にICカードをタッチするだけで乗車ができます。

EKAKI / PIXTA(ピクスタ)
残念ながら、筆者の地元の東北方面では、スマートEXのサービスはありません。

tarousite / PIXTA(ピクスタ)
帰省する時はネットで新幹線の予約はできても、発車時刻までにJR東日本の各駅のみどりの窓口か、自動券売機で切符を受け取らなくてはいけません。

tarousite / PIXTA(ピクスタ)
これがとにかく面倒くさい!
新幹線に乗る直前に受け取ろうと、混雑する窓口に並びながら「発車時刻に間に合わなかったらどうしよう」と、冷や汗をかいた経験は筆者だけではないでしょう。
そして自動券売機なら混まないかと思いきや、東京駅や上野駅の自動券売機は筆者と同じように切符の受け取りや購入をする人が並ぶことは多く、数分ほど待つことがたびたびあります。
この発券作業によって、筆者はかなりの時間を無駄にしていることでしょう。
在来線との乗り換えも改札タッチのみ
昨年の夏、筆者は仕事で大阪へ行った際に初めてスマートEXを利用しました。
スマートEXは予約している列車の発車時刻前であれば、列車発車時刻4分前までの列車に手数料無料で変更ができます。

acogale / PIXTA(ピクスタ)
筆者は仕事のスケジュールが急遽変わったため、新幹線乗車予定の1日前に、乗車時間を変更。
いちいち窓口に行かなくても、スマホで簡単に変更手続きができたのは、とても助かりました。
また、キャンセルしたい時も、列車発車時刻前であれば片道310円、往復620円と払戻手数料が安いのも魅力。
予定が変更になりやすい忙しいビジネスマンにとっては、かなり重宝するサービスなのではないでしょうか。
そしてチケットレスのため、新幹線を降りるまでに切符を手元に持っていなくてもOKでした。
今までに何度、地元の駅に到着した時に、「あれ、乗車券が見当たらない!」とバッグや財布の中を探したことか……。
さらに、在来線との乗り換えの時には運賃はICカードから引き落とされるため、新大阪駅から目的地の駅までも改札にタッチするだけ。
新幹線の切符とICカードを両方用意して乗り換える必要がないので、まるでずっと在来線に乗っているかのようなラクラク乗り換えでした。
観光シーズンや帰省の時期など、新幹線の窓口が混雑する時期には、とても便利なスマートEX。
旅行や帰省の時だけでなく、小さな子どもと一緒に新幹線に乗る方は、窓口での待ち時間や切符の紛失、乗り換えの煩わしさといった不安が一気に解消されるでしょう。
スマートEX利用だけで豪華景品が貰えるキャンペーンも
また、スマートEXはたびたびお得なキャンペーンを行っている点も見逃せません。
現在は、サービス開始から1周年を迎えるにあたり、スマートEXで予約して乗車した新幹線の座席番号によって、抽選で豪華景品が当たるプレゼントキャンペーン「スマートEX THE くじ」を実施しています。

Tony / PIXTA(ピクスタ)
実施期間中、5,000円以上の区間(1名片道あたり)を乗車した方の中から、「乗車日・列車・号車・座席・区間」を抽選して当選者を決定するとのこと。
景品は、美白美容液を1年分、オロナミンCを1年分、さらには東海道・山陽新幹線沿線ホテルペア1泊2日宿泊券など。
この冬の旅行で、名だたる高級ホテルのスイートルームやツインルームに宿泊できるチャンスです!
西日本へ帰省や旅行の予定があり、まだスマートEXを使ったことがないという方は是非その快適さを体験して、さらに豪華景品をゲットしてみてくださいね。
【参考】