かくれ資産は一世帯100万円以上?洋服、書籍、CDが資産になる!?

株や持ち家など、将来のために資産を増やしたいと思っている人は少なくないでしょう。

しかし、実は資産とは金融や不動産だけではないことをご存じでしょうか。

“かくれ資産”と呼ばれる第三の資産が、近年注目されています。

かくれ資産とは、日本の一般家庭に眠る不用品(1年以上利用していない品物)のこと。

日本の家庭に眠る不要品の有効活用について検証・提案を行っている、みんなのかくれ資産調査委員会は、カテゴリごとの不要品の個数と、フリマアプリのメルカリにおける平均売買価格をかけあわせることで、その総額を一般家庭の“かくれ資産”として算出。

この度、全国の10代~60代の男女2,536名を対象にしたかくれ資産に関する調査結果が発表されました。

今回は、「かくれ資産」に関するお話しです。

1人あたりのかくれ資産は平均月収と同じ水準!

調査の結果、日本のかくれ資産総額はなんと推計37兆177万円、国民1人あたり28万1,277円でした。

これは平均月収と同じ水準になります。

年収に対するかくれ資産の割合は平均13.0%という結果も。かくれ資産額がかなり大きいことがわかりますね。

資金

あんみつ姫 / PIXTA(ピクスタ)

また、1世帯あたりの平均かくれ資産は69万4,099円。これはボーナスの年間支給額に迫る金額です。

1人世帯が28万1,225円であったのに対し、成人2人世帯は62万7,626円成人2人+子1人世帯が59万7,962円であったのに対し、成人3人世帯は96万7,618円と大幅に増加。そして4人以上世帯では100万円を超えるという結果に。

資産

ミック / PIXTA(ピクスタ)

例えば実家暮らしをする独身の方とそのご両親、親と同居をする夫婦世帯などは、より多くのかくれ資産を持っているようです。

さらに、個人のかくれ資産所有量は年齢とほぼ比例していることもわかりました。

男女とも、年代が上がるにつれて、かくれ資産の額が増加しています。

最も平均資産が多いのは60代以上の女性で、1人あたり49万7,856円。これは10代の約3.5倍です。

服飾雑貨

kai / PIXTA(ピクスタ)

この世代の女性は子どもも独立して経済的に余裕があるために買い物にかける金額も大きいことや、服飾雑貨系のかくれ資産が多いことなどが要因でしょう。

ゲーム

Graphs / PIXTA(ピクスタ)

内訳は男女で大きく異なり、男性は趣味系かくれ資産が多いんだとか。

特に「書籍・CD・ゲーム」カテゴリの品目が多く、女性の約2倍相当額に。特に、40代以上の男性がコレクター系のかくれ資産を多く所有しているようです。

 

ネットショッピング好きはかくれ資産家の可能性が高い?

時計

Ryu / PIXTA(ピクスタ)

今回の調査で判明したかくれ資産とは、主に服飾雑貨、書籍、CDでした。

年収に対するかくれ資産の割合が20.0%以上“かくれ資産家”の買い物傾向を見てみると、「ネットショッピング好き」「新品好き」「色ち買い(同じアイテムを色違いで買い揃えること)しがち」という特徴がありました。

新商品をいち早くチェックして、ネットで気軽に買い、気に入ったアイテムを買い揃えるといった消費行動をしている人は、かくれ資産家の可能性が高いですよ。

アンケート

そして、そんなかくれ資産家に顕著に見られる生活スタイルも判明しました。

それは、「インドア派」「収集癖がある」「捨てられない」というコレクターに多いスタイルです。

休日は外出や運動よりも、家から出ずに趣味や買い物を楽しむ人が、かくれ資産家に多いようです。

インドア派 収集癖

HiroS_photo / PIXTA(ピクスタ)

また10〜30代の若年かくれ資産家においては、その時々の流行に敏感で行動がアクティブな「トレンドセッター」や「リア充」といった特徴もあるようです。

 

年末の大掃除は「かくれ資産」を処分するチャンス!

これまでも住宅や自動車の購入では見られてきた「売るときのことを考えて買う」という買い方。

しかし、メルカリを中心としたフリマアプリの浸透によって、その買い方は日用品などの身近なものにまで広がっているようです。

かくれ資産

消費税率が10%へと引き上げられる2019年10月に向けて、早めに家庭に眠るかくれ資産に目を向けてみてはいかがでしょうか。

今年の大掃除では、掃除だけではなく、不用品を処分して、それらを現金化することを、やることリストに入れるのも良いかもしれません。

【参考】

※ 〜1世帯あたり約70万円、金融・不動産に続く第三の資産〜 日本の家庭に眠る“かくれ資産”総額は推計37兆円以上