犬や猫を知人に預ける時のマナーと注意点
犬や猫などペットを飼っていて、年末年始の旅行など長期家で家を留守にする場合、ペットをペットホテルに預ける場合が多いと思います。
ペットホテルは獣医さんがいるので安心ですが、環境の変化でおしっこができなくなるペットもいるくらいペットにとっては精神的な負担が大きいようです。
筆者の住むメキシコでは、犬や猫などのペットは家族や知人に預ける人が多くいます。
今回は、実際の経験談も合わせて、知人にペットを預ける時のマナーや注意点をご紹介します。
どんな人にペットを預けるのが一番いいの?
こちらのダルメシアンは今までに4回、最長で5日間預かりました。
ペットを知人に預ける時には、ある程度、預ける人を選んだ方がいいです。
まずは、当然のことながら動物好きな人であること。そして、預ける動物のことをある程度知っている人が理想的です。
猫ならすでに猫を飼っていて、預かっても問題ないと言ってくれる人、犬なら犬の習性や注意点を十分わかっている人、または犬や猫を飼っていて預かっても問題ないと言ってくれる人です。
トラブル回避のために伝えることと預けるもの
こちらのブルドッグは一度だけ預かりました。一日中ほとんど寝ていて、世話がとても楽でした。
知人にペットを預ける時に、自分のペットのことを十分に話しておくのはとても大切です。
伝えるべきポイントは以下の4つです。
- ペットの食事の量や回数
- ペットが普段家でどのように過ごしているか
- あげてはいけない食べ物
- 犬なら毎日の散歩の時間と回数
普段、ペットがいつどのくらいの量のご飯を食べているかを伝えるのはとても大切です。
また「牛乳はあげない」「人間の食べ物はあげない」など、厳しい食事のルールがあるペットはそれらもしっかり伝えましょう。
また、犬の場合は散歩が必要なため、毎日どのくらい散歩に連れて行ってほしいかも伝えるといいですね。
ペットを預けた人とのトラブルを避けるために、これらはぜひ伝えましょう。
ペットと一緒に知人に預けるものは、猫なら普段使っているボウル・キャットフード・トイレ・おもちゃ、犬なら同じくボウル・ドッグフード・首輪・散歩ひもなどです。
家でペットが使っているすべてのアイテムと一緒に、十分足りるだけのペットフードを預けましょう。
お礼はマスト!ペットホテルの半額くらいが妥当
我が家の猫は、知らない犬が来ると怖がりませんがあまりハッピーではありません。
筆者は、今まで犬・猫共に知人から預かったことが何度もあります。
人のペットを預かる側からすると、やはりペットを預かるのは大変です。
特に、すでにペットを飼っている場合は自分のペットとの相性もあるし、人のペットを預かっているという責任もあるので、決して楽な仕事ではありません。
ですので、お礼はきちんとした方がいいと思います。
筆者は、知人からお礼としてペットホテルの半額くらいの金額を頂きました。
お金は受け取りたくないという方もいるかもしれませんが、多少ビジネスのようにお金できっちりした方が、トラブルを防げる場合もあります。
仲の良い人に預けるなら、例えばペットホテルが1泊3,000円なら、知人には1泊1,500~2000円で見てもらうなどオープンに交渉してもいいでしょう。

momo / PIXTA(ピクスタ)
家という環境はペットホテルよりも自由がきくので、違う環境でもペットのストレスは少ないと思います。
信頼できて、預かってもいいと言ってくれる知人・友人がいたら、今回の記事をぜひ参考にしていただければと思います。