1位は男女ともキッチン。2位は?リフォームしたい場所を男女別に調査!
もし自宅を好きなようにリフォームできるとしたら、あなたはまずどこを直してみたいと思いますか?
今回は、リフォーム情報サイト「リフォーム速報」が25歳以上の男女800人を対象に実施した「一番こだわりたいリフォーム」についてアンケート調査結果をご紹介しましょう!
女性と男性ではリフォームにこだわる場所が違う?
調査ではまず、「次の箇所をリフォームするとして、一番こだわりたいのはどこですか?」と尋ねました。
すると、男性と女性の回答が微妙に異なることが判明!
まず女性の回答を見てみると、以下のようになりました。
1位が「キッチン」(36.4%)、2位「リビング」(23.2%)、3位が「浴室」(15.7%)で、圧倒的にキッチンが1位という結果となりました。
やはり、「台所は女性の城」と言えそうですね。

Ushico / PIXTA(ピクスタ)
さて、それに対して男性の結果はどうだったのでしょうか?
男性は、1位こそ「キッチン」(23.9%)で同じですが、2位は女性よりかなり多い確率で「浴室」(21.9%)、3位が「リビング」(18.6%)という結果となりました。

マハロ / PIXTA(ピクスタ)
男性と女性が「家に求めるもの」とは?
結果を見ると、女性の回答は主婦が頻繁に使うと思われるキッチンが圧倒的多数を占めました。
男性もキッチンの重要さは認めているものの、浴室が僅差で2位につけているところを見ると、男性にとっては家の中でお風呂の優先順位が女性よりも上にあることが分かります。
また、寝室のパーセンテージも女性より男性の方が圧倒的に高いことから、女性は家にまず「使い勝手の良さ、機能」を求め、男性は帰宅後の「癒し、休息」を求めているようですね。
しかし、反対に男性が多くキッチンに立つ家庭では、この逆の現象が見られるかもしれません。

Graphs / PIXTA(ピクスタ)
お互いがパートナーのそんな気持ちを理解していれば、「家のどこをリフォームするか」でケンカになった……なんて事態が避けられるかも!?
アメリカでは家のどこをリフォームするとお得?
家をリフォームするなら、ただやみくもにお金をかけるのではなく、住宅の価値が上がるように行いたいもの。
筆者が住むアメリカでは、ポイントを絞って不動産評価が上がるリフォームだけを行う場合も多いのです。
アメリカでは住宅のどこに、どれくらい費用をかけてリフォームすると良いといわれるのでしょうか?

urotatsu / PIXTA(ピクスタ)
アメリカで大人気の住宅関連ケーブルテレビ局『HGTV』電子版では、投資した額に比較して住宅不動産価値が最も上がるといわれるリフォームを下記のように紹介しています。
- 1位……小規模な浴室の改装(102%)

8×10 / PIXTA(ピクスタ)
タイルを張り替えたり、バスタブを新しいものにしたりする小規模な浴室の改装をすると最も住宅価値が上がるという結果に。
投資額に対し102%のリターンがあるそうです。
小規模改装の予算ですが、ここでは約110万円とされています。
- 2位……庭(100%)

Cotswolds / PIXTA(ピクスタ)
2位は意外にも「庭」。
確かに、庭を見栄え良くすることで住宅の印象は一変します。
投資額すべてにあたる100%のリターンがあるそうです。
前庭や裏庭にアウトドアを楽しめるテラスを設置しても素敵。
予算は約50万円と見積もられています。
- 3位……小規模なキッチンの改装(98.5%)

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キッチンは3位でした。
小規模のキッチン改装予算は、ここでは約150万円程度とされています。
150万円もあればキッチンのキャビネットやシンク、カウンター等を一新することはできそうですよね。
投資額に対し98.5%のリターンと見積もられています。

saki / PIXTA(ピクスタ)
以上、自宅のリフォームに対する男女の意識の違いと、住宅価値が上がるリフォームについてお伝えしましたがいかがでしょうか?
リフォームをする際はまず家族のニーズや予算、実現したいインテリアのイメージをじっくり考えてみてくださいね!
【参考】
※ 【アンケート結果】一番こだわりたいリフォームは?男性は1日の疲れを癒す空間に力を入れたい
※ Top 15 Home Updates That Pay Off – HGTV