家事ストレスを強く感じている「高ストレス」な女性に共通していること3つ
どこに住んでいても、誰と住んでいても、毎日やらなければならないものが「家事」。
いつも楽しく家事ができればそれに越したことはありませんが、仕事や育児で疲れているのに家は散らかり、洗濯物が山積み……なんてときは「ギャーッ、もう家事なんてしたくない!」と叫びたくなることだってありますよね。
では、巷の女性たちは家事のストレスにどう対処しているのでしょうか?
今回は、ストレスレベルが高い人・低い人それぞれの対処法についての調査結果をご紹介しましょう!
1.料理…高ストレス女性がやりがちなことって?
調査は、厚生労働省のストレスチェックの基準で算出した「高ストレス女性(77点以上)」と「低ストレス女性(39点以下)」による、家事時短の工夫方法について株式会社メディプラスが行ったもの。

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まずは「料理の時短テク」から見てみましょう。
「低ストレス者」がしている時短の工夫で最も多く、高ストレス者があまりしていないことは、「朝食は前日の残りなどで簡単に済ませる」(41.9%)、そして「おかずを作り置きしておく」(36.9%)。

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逆に高ストレス者が多くしていて低ストレス者があまりしていないことは、「食器をあまり使わず、洗いものを増やさない」(34.4%)、「できあいの総菜を買う」(33.6%)。

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この結果から見ると、低ストレス者は自分で料理はするものの、1回分の量を多く料理して作り置きしたり、翌日の朝食に使ったりと、お金と時間が節約できるよう工夫をしているようです。
一方、高ストレス者はあまり料理をしない人が多いのか、時短テクとして「できあいの総菜を買う」人が多いのが特徴。
お金と時間の節約がうまくできておらず、それがまたストレスになってしまうのかも……!?
2.掃除・洗濯…高ストレス者は「出したまま放置」!?
次に「掃除・洗濯時間の工夫」について見てみましょう。

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高ストレス者より低ストレス者が多くしているのは、「洗濯・掃除は午前中に終わらせる」(53.4%)、「なんでもすぐに片付ける」(45.0%)、「家族の着替えは同じ場所でする」(29.3%)。
逆に、高ストレス者の方が多くしていることは、「よく使うものはしまわない」(39.3%)、「洗濯物はたたまない」(11.1%)。

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「なんでもすぐに片付けず、よく使うものは出しっぱなし」という状態では、時短の工夫どころかどんどん家が散らかっていき、もっとストレスが溜まってしまうかもしれませんね。
3.家事分担…圧倒的に負担が大きい
次は、ストレスレベル別で「パートナー担当の家事」を見てみましょう。
まず全体を見てみると、高ストレス女性のパートナーは低ストレス女性よりも圧倒的に家事をする割合が少ないのが判明。
この時点でもう高ストレス女性のストレスレベルがなぜ高いのかが分かってしまいそう!

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低ストレス者のパートナーが多くしているトップ3は「窓拭き」「トイレ掃除」、そして「コンロ・レンジ周りの掃除」。

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この3つをしてもらえたら、主婦のストレスも随分減りそうです。

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しかし、共働きの場合はもっとパートナーがする家事の割合を増やした方がよさそう!
高ストレス者のパートナーで意外と多いのが「クリスマス・ハロウィンなどの飾りつけ」(8.2%)。
他のことと共に飾りつけもしてくれているならいいのですが、年2回程度では「家事をしている」とはいえなそうです……!

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いかがでしたか?
調査結果を見て、「私のストレス源はこれか……!」と思った方もいるのではないでしょうか。
家事がストレス、という方は調査結果をヒントにしたり、パートナーとうまく分担したりして、ストレスの軽減を図ってみてくださいね!
【参考】
※ 負担の大きい家事「料理」と「掃除・洗濯」 “時短”しながらストレスオフもできるテクニックは? 低ストレス女性「おかず作り置き」36.9% 高ストレス女性「総菜を買う」33.6%