おせちや初詣は?ハワイ在住日本人の「お正月の過ごし方」

世界で最も遅く2019年元旦を迎えたハワイ。

常夏という気候のためお正月ムードはイマイチですが、ハワイに住む日本人の多くは工夫して精一杯日本と同じようにお正月を過ごす努力をします。

そこで今回はホノルルに住む筆者が、ハワイに住む日本人の大晦日とお正月の過ごし方をご紹介します。

もし来年この時季にハワイに滞在する予定がある方はぜひ参考にしてくださいね!

ハワイの大晦日はどう過ごす?

日本からはマイナス19時間、約1日遅れの時差があるハワイ。

よって、日本の元日はハワイでは大晦日です。

ハワイを含むアメリカには、残念ながら日本と違って「お正月休み」という概念はありません。

サービス業の人はもちろん、オフィス勤務の人で大晦日に働いている人もかなり多いのが現状です。

お正月料理の準備

運よく大晦日に休みが取れた日本人の多くが何をしているかというと、もちろん大掃除とお正月料理の準備。

ハワイには「ドン・キホーテ」や「マルカイ」「ニジヤマーケット」など日本食を売る店が多くあり、多少日本より高いものの、食材はほぼすべて入手できます。

年末はこれらの日系食品店が混むため、筆者は今年23日、クリスマス前に買い物を敢行。

その結果、去年は売り切れだった黒豆も無事ゲット! ここに野菜を買い足し、筑前煮とお雑煮に使う鶏肉も早めに購入して冷凍しておきます。

花火

KAILANI / PIXTA(ピクスタ)

日本ではお正月の準備をしたりテレビを観たりして、大晦日を静かに家族と過ごすことが多かったのですが、ハワイの地元住民は特に大掃除するわけでもなく、パーティーに出かけ、花火や爆竹で盛大に新年を迎える場合が多いようです。

ハワイでは真夜中に花火を上げる音や爆竹の音が鳴り響くので、心静かに……というわけにもいかないのがつらいところ。

筆者は大晦日、だいたいテレビの新年カウントダウン番組を観ながら、お寿司とお蕎麦を食べるのが恒例です。

日本の紅白歌合戦も観られますし、現在はケーブルやインターネットテレビで他の番組も観られますよ。

 

初日の出を見たら近くの神社で初詣

大晦日の夜は真夜中過ぎまで花火と爆竹がバンバン響くので、元旦の朝早く起きるのは非常に厳しいものがあります(笑)。

しかし、筆者は毎年初日の出を見に行くので、6時には起床。この季節、日の出は朝7時ごろです。

日の出

ハワイでは日の出が見えるスポットがいくつかありますが、ホノルルでオススメなのはダイヤモンドヘッド。

しかし初日の出を拝もうと登頂する人が非常に多いため、早く行かないと駐車場が埋まってしまい登れません。

ということで、筆者はいつもダイヤモンドヘッド・ビーチを見下ろす中腹地点へ。

ダイヤモンドヘッド・ビーチを見下ろす中腹地点

中腹からはビーチで「初サーフィン」を楽しむ人々も見えます。これは朝7時前の時点。

7時を過ぎると、空と海が次第にオレンジ色に染まり、水平線の向こうから太陽が顔を出します。

初日の出

初日の出を拝み、良い年になるようお祈りをしたら帰宅。

お正月料理の準備をしますが、その前にまず初詣に出かけます。

ハワイで初詣というと「どこへ行くの?」と不思議に思われそうですが、日系人移民が多いハワイには昔から神社が多くあります。

私はその1つ、ダウンタウンの近くにあるカパラマ地区の「金刀比羅(ことひら)神社」に行くのが毎年の慣例。

金刀比羅(ことひら)神社

ホノルルのいいところは街の面積が小さく、初日の出を見た後、車で20分も走れば初詣に行けてしまうことでしょうか。

お参りをしておみくじを引き、毎年御守りや金運アップのチャームなどを購入します。

ハワイの神社ではハワイ限定デザインの御守りもあり、観光客にも人気です。

小さいですが、鏡餅もドン・キホーテで購入。お正月気分が出るので必需品です。

元旦は友人を自宅に呼んで、お正月料理を食べながらホームパーティーをして過ごすことがほとんど。

おせちを自分で作ってお重に詰める人や、日本食レストランから購入する人もいます。

 

入手可能な食材を工夫して作るハワイのお正月料理

我が家ではお正月料理は作っても重箱には入れていません。

ただ単に、そこまでしている時間がないからですが、二段程度のお重なら詰められそうです。

ハワイの伝統料理「アヒポケ(マグロの切り身をしょう油、ごま油などで和えた料理)」も登場。

お雑煮も一応作りますが、「●●風」というわけではなく、故郷の新潟で食べていたものを思い出しつつ作った私流のお雑煮です。

ハワイに住んでいても、日本人にとって元旦は一年で一番大事な日。この日ばかりはお正月らしいこと以外何もせず、のんびりゆっくり過ごします。

以上、ハワイのお正月の過ごし方をご紹介しました。

日本にいる時は当たり前だったお正月の伝統が、ハワイにいると恋しく、そしてありがたく感じられます。

異国にいると、日本人にとって新年をフレッシュな気持ちでスタートするためには大掃除や初詣、お正月料理などの伝統をきちんと守ることが大事なのだ、改めて気付かされるのです。