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Yu LarrazYu Larraz

メキシコの「ゲーテッド・コミュニティ」に住んで分かったメリット・デメリット

ゲート・コミュニティー、またはゲーテッド・コミュニティーと呼ばれる住宅地。

日本ではあまり存在しないと思いますが、著者の住む国メキシコでは非常に多く普及しています。

メキシコだけでなく南米や欧米でも、ゲーテッド・コミュニティーは決して珍しくありません。

今回は、このゲーテッド・コミュニティーのメリットを中心にご紹介します。

24時間警備「ゲーテッド・コミュニティー」は裕福層だけの住居ではない!

ゲーテッド・コミュニティー

「ゲーテッド・コミュニティー」とは、住宅地を壁で囲み、入り口にあるゲートで住民以外の出入りをコントロールしている住宅地のことをいいます。

ゲートには24時間体制で警備員がいて、ゲート内の住民でなければ、訪れる家の住所と住民の名前を伝え、身分証明書を警備員に預けないと普通は入れません。

ゲートには警備員がいますが、防犯カメラはあるコミュニティーとないコミュニティーがあります。

入り口のゲートで厳しく出入りを制限しているので、治安の悪いメキシコではこのような住宅地は非常に多く普及しています。

著者の住む町では20か所以上もこのようなゲート内のコミュニティーが存在します。

そして、メキシコではゲーテッド・コミュニティーは決して裕福層だけの住む場所ではありません。

裕福層が住む豪邸が100軒近くある大きなエリアもあれば、筆者の住む場所のように50軒ほど同じ様な家が一本の道に並んだようなゲートコミュニティーもあります。

 

住んで分かった「ゲーテッド・コミュニティー」のメリット

ゲーテッド・コミュニティー

このような警備員のついた、外部からの侵入者をコントロールできる場所に住むメリットは、当然ながら安全性です。

ゲート内の道を歩いていても、子どもと公園に行っても不審者はいないだろうという安心感があります(もちろん念のため気をつけてはいますが)

また、もし不審者を見つけたら報告するというように、みんなでエリアの安全性を高めようとしているのもいい点です。

エリア内にはいくつかの規則があるため、規則を守らない住民がいればすぐに警備員に報告できるのも嬉しいポイント。

また管理費を払っているため、ゲート内の道や家の庭の芝生は定期的に掃除をしてくれるのも気に入っています。

 

「ゲーテッド・コミュニティー」で起こりがちな問題点とは?

ゲーテッド・コミュニティー

著者の住む地方のゲーテッド・コミュニティーには、ゲート内にプールや公園があることがとても多いです。

メリットがとても多いゲーテッド・コミュニティーですが、問題点もいくつかあります。

一つ目は、管理費を払わない住民がいることです。

当然ですがゲーテッド・コミュニティーに住むと毎月管理費を払わないといけません。

しかし、管理費を払わない住民が多く出てくると、ゲート内のサービスが低下する点があります。

コミュニティーの運営が回らなくなり、プールの清掃に払うお金がない……なんてことも実際にありました。

二つ目は、狭い人間関係の中に住むことになるので、人付き合いを上手にしないと、住み心地が悪くなってしまうことです。

一度でも迷惑行為をすれば、ゲート内の住民のみんなに知れ渡り、非難されることもあります。

このようなことがあると、ゲーテッド・コミュニティーは安全だけど多少窮屈に感じてしまうかもしれません。

それでも、みんなで一体になって安全性を高めようとする意識はとてもありがたいと感じています。

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