こんにちは。新宿に注文住宅を建てて暮らしている鳥と申します。
前回に引き続き、建築士さんに提出した「要望書」の続きです。
間取りの前提条件はコレだ!
●吹抜けとスキップフロアは、以下の理由で前向きではない
- リビングの談笑・料理の臭いが、別の部屋にも届いてしまう
- 延床面積が減る
- 冷暖房の効率が落ちる
- スキップフロアはコストアップ要因らしい
吹抜け・スキップフロアもダメとなると、オーソドックスな間取りしかなくなりますよね。
鳥夫は「せっかく設計事務所に設計をお願いするんだから、自分達では想像つかないような実験的な間取りを見てみたい!」などと言っていましたが、この条件じゃ難しいでしょう。
●作業場を広く取る(その分、居室が狭くなってもいい)
- 作業場:キッチン、洗面脱衣所、浴室(洗い場)
- 居室:リビング、部屋
作業場って動き回るし、作業道具も置く必要がある場所ですよね。
実物としてスペースが必要な場。
一方、居室って、椅子に座って動かない場所。
窓を大きく取るなどして「広い」と”感じる”ことさえできれば、実物のスペースは狭くても大丈夫な場所だと思いました。
もちろん狭小住宅じゃなければ、居室だって広い方がいいですけどね!
●最も滞在時間が長いパソコン部屋を、家の中で最も良い位置にする
鳥夫婦はテレビを見ないので、リビングにテレビを置きません(衆議院選挙と年末年始だけ、押入れからテレビを引っ張り出す)。
リビングは食事のときだけしかおらず、あとはもっぱらパソコンの前。
このようなライフスタイルなので、パソコン部屋が一番滞在時間が長くなること確実です。
でもパソコン部屋に限らず、いろんな場所でノートPCができるように工夫します。
西新宿の夜景を見ながら、とかね。
●脱衣場を広めにとり、室内干しメインの洗濯動線にする
旧居のマンションでも冬場は部屋干しになっていたので(外干しだと乾かない)、もう動線が楽な部屋干しでいいやと思いました。
鳥夫は花粉症ですし。
でもちゃんと物干し場は作っておきます(バルコニーに、取り外し可能な物干しバーをつけてもらう)。
●庭には特に希望がない(庭はなくても可)
庭が欲しかったら狭小地なぞ選んでない!
でも前回記事で書いた通り、ルーフバルコニーを希望しました。
ルーフバルコニーが庭代わりです。
ちなみに緑を求める心は、室内に観葉植物をたくさん置くことで満たします。
動線の条件はコレだ!
そして、効率性にうるさい鳥が非常に重要視したのが、動線です。
同じ作業をするなら、体力・時間・気力・コストは最小限で済むように!
同じ体力・時間・気力・コストを使うなら、最大限のアウトプットを生むように!
以下の図が、鳥が希望した動線をまとめたものです。
実線でつながっているのが隣接させてほしいと頼んだもの。
これらがゴムでつながっているとイメージすると、わかりやすくないですか?
これらを3階建てにうまく納めてほしいのです。
ちなみに結論を言ってしまうと、上記の「バスコート」以外はすべて叶いました。
おかげさまで、もう実に実に暮らしやすい家であると自負しております!
(鳥)