キッチンだけじゃない!「琺瑯の特性」をインテリアに活かす3つのアイデア集

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「琺瑯(ほうろう)」アイテム、持っていますか?
この数年の琺瑯人気によって、私たちも雑貨店などのショップで、あらゆる種類の琺瑯を見かけるようになりました。
しかし、琺瑯グッズが取り扱われているのは、そのほとんどがキッチンアイテム売り場。琺瑯と言えば、キッチン・調理グッズというイメージが根強いですよね。
しかし、実は琺瑯アイテムって、昔からそれ以外のシーンでも多く活躍している万能アイテムなんです。
そこで今回は、キッチンだけでなく、他のインテリアにも琺瑯を取り入れるアイデアをご紹介しましょう。
■1:救急アイテムやホームケア入れとして

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琺瑯は表面がガラス質なので、雑菌の繁殖を防げ、衛生面で優れています。
そのため、ヘアサロンや病院、理化学研究所といった、衛生管理に気を配る現場でも、琺瑯が活用されています。
おそらく、皆さんも診察などで病院へ足を運ぶと、琺瑯を使って作業をしている看護師の姿も見たこともあるでしょう。

これは置いていても絵になる!/野田琺瑯製品ページより
家で使う場合は、消毒液・湿布・体温計・綿棒などをまとめ、救急やホームケアのボックスとして、琺瑯が使えます。
とくに、長方形型のフタつき琺瑯を、救急箱として使うのはオススメ。
救急箱は、薬成分が化学変化を起こさないためにも、「直射日光が当たらない」ことがポイントとなります。
琺瑯は金属の表面にガラス加工を施したものですから、日光はもちろん入りません。真っ白な琺瑯に入れれば、隠さずともそのままインテリア性もバッチリ。容器も高すぎないほうがおすすめですよ。
赤ちゃんのおむつや、おしりふきなどを収めてもよいですね。
■2:お花のディスプレイとして生かす

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琺瑯には、容器の高があるピッチャータイプもあります。これを、花瓶として使うのもオススメ。
容器も白などのベーシックカラーですから、華やかな花の色との相性もバッチリです。

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浅い作りの琺瑯なら、箱型のフラワーアレンジメント風にしても楽しいと思いますよ。
■3:細かいものが入れられる「目隠し」として

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その他、細かいものはなんでも琺瑯の保存容器に入れてしまいましょう。
例えば、薬・ボディケア・文具など…、ホワイトの小ぶりの琺瑯にまとめ、机や部屋の片隅に置くとスッキリします。
スマートフォンなどの充電グッズやケーブルなどをまとめて入れても良いですね。
その他、琺瑯の楽しみ方はアイデア次第で、たくさん発見ができます。
琺瑯が家にある方は、料理だけでなく、インテリアの一つとしても琺瑯に親しんでみてはいかがでしょうか。