3ステップでできる整理術!難易度が最も高いのはクローゼット
物を捨てようをしようとやってみたものの、うまくいかなかった……という人は意外と多いようです。
筆者の知り合いにも「思い切って物を捨てようと、試みたのはいいけれど、結局はいったん物を出して、またそのまま戻しただけになった」という人が数人います。
物を捨てるというのは、実はなかなか難しいことなのです。
そこで今回は、難易度別にエリアを分けて、3ステップでできるそれぞれの処分・整理するのコツをご紹介します。
難易度1. 救急箱
比較的、成果を出しやすいのが「救急箱」です。

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スペースが狭いことと、入っているものが薬に限定されているので、整理しやすいのです。
物を整理するのが苦手な人は、練習としてここから始めてみるのもいいのではないでしょうか。

Table-K / PIXTA(ピクスタ)
救急箱では以下の3ステップで行ってください。
- だいぶ前に処方された薬は処分する
- 包帯類は黄ばんだものは捨て、キレイなものだけに絞る
- 効能が同じ薬は思い切って1つに絞ってみる
難易度2. メイクボックス・アクセサリーボックス

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こちらもスペース的にはかなり狭いため、そういう点で考えれば比較的簡単ではあります。
ただ、思い入れがあるものや値段が高かったものは“もったいない”と感じるものも多いです。
そのため線引きが少し難しいかもしれません。

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メイクボックス・アクセサリーボックスでは以下の3ステップで行ってください。
- 今の自分に合うメイク道具・アクセサリーかどうかを鏡の前でチェック。似合わなければ潔く処分
- 似たような色・デザインのものはひとつに絞る
- 持っていることを忘れていたものは今後も使うことはほぼナシ。この機会に処分を!
難易度3. シューズクローク

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家族の靴も混在するシューズクロークは、上の二つと比べると少し難易度が高め。
まずは以下の3ステップをもとに、手始めに自分のエリア・自分の靴から始めてみては良いのではないでしょうか。
- ヨレてしまって、友人宅で脱げない靴は処分
- デザインが古く、手持ちの服と合わない靴は処分
- たとえお気に入りでも、足に合わず履けない靴は場所塞ぎなので処分
難易度4. 食器棚・シンク下
「入るからまだいいや」となりがちなのが、食器棚やシンク下でしょう。

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日常的に使う家族用のもの、来客用のもの、新旧入り混じった調理器具など、そのアイテム数は膨大。

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以下の3ステップで、少しまとまった時間ができたときに集中して行いましょう。
- 落ちない汚れが付いていたり、見るからに劣化した食器・調理器具は処分
- 他のもので代用できそうな調理器具は処分
- お気に入りの食器・調理器具など、料理が楽しくなるアイテム以外ははっきり言って不要。お気に入りのものだけに絞る
難易度5. クローゼット
キッチンの以上に自分と向き合う作業が必要となってくるのが、クローゼットにある手持ち服の整理。

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かなり時間がかかることなので、まとまった時間ができたときに物を捨てることが鉄則です。
焦ってやって、処分するか否かの判断を謝るとショックが大きくなります。
- 衝動買いしたもの、痩せたら着られるかも、といった理由で着ていない服は人に譲るかフリマアプリなどで処分
- 似たような色やデザインの服は2〜3着で十分
- 毛玉になっていたり色あせが激しいなど、家族にしか見せられないような服は処分
家族の物には手を出しすぎないこと!

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物を処分をする際、家族のものについては注意が必要です。
自分にとっては不要なものでも、家族にとっては必要だと感じているものかもしれません。
トラブルを防ぐためにも、家族のものを整理したいときにはしっかりと確認をとりましょう。