27歳(妻子持ち、地方在住)にして一軒家を購入したライター兼WEBデザイナーの堀本です。
前回の「ハウスメーカーと地元の工務店を比較してみた」では私がハウスメーカーに決めた理由と、地元の工務店との比較についてお話ししました。
ハウスメーカーといっても、全国には様々な規模、タイプのハウスメーカーがありますよね。
今回は、私が一軒家を購入するにあたって求めた条件や住宅展示場巡りで意識したチェックポイント、最終的に依頼を決めたハウスメーカーについてご紹介します。
一軒家に求めた条件(相当ワガママです…)

ララ / PIXTA(ピクスタ)
誰しも一軒家を購入するとなれば「こうしたい!」というイメージがあると思います。ちなみに、私が一軒家に求めた条件は以下の5つ。
- 地震にとにかく強い
- 大容量の太陽光発電
- パントリーなど充実した収納
- メンテナンスフリー
- シンプルで無駄がないデザイン
一見するとありがちな条件ばかりですが、細かく見ていくと相当にワガママ……。
例えば、地震にただ強いだけでなく、もし大地震が起こったとしても倒壊しないことが最低条件でした。

千和 / PIXTA(ピクスタ)
さらに、一軒家の電力をまかなえるだけの太陽光発電、食料品や日用品を十分に確保できるパントリーなどの収納、将来的にかかるであろうメンテナンス費用を抑えられる建材などもマスト。
ですが、今になって振り返ってみると「災害に強い家」を強く求めていたようです。
求む!「気持ちよくワガママを言える相手」

Boophuket / PIXTA(ピクスタ)
一軒家に求める条件が決まったところで、次は契約するハウスメーカー選び。
ただ、ハウスメーカーによって特徴は様々で、条件に当てはまるところを探すには比較していくしかありません。
実際、私も近場から県外まで3~4か所の住宅展示場を巡ったものです。
ちなみに、私が住宅展示場巡りでチェックしたポイントは以下の5つ。
- 営業担当者の第一印象
- セールスポイント
- 一棟あたりの平均予算
- 建物の構造
- モデルハウスの快適性

ふじよ / PIXTA(ピクスタ)
「営業担当の印象って……」と思われるかもしれませんが、これがかなり大事。
というのも、大抵のハウスメーカーでは最初に対応した営業担当が契約から設計、引渡しまでのサポートをします。
つまり短くても3、4か月、長いと半年以上も同じ人が対応するのです。
「気持ちよくワガママを言える相手」でないと長期間のお付き合いは難しいでしょう。
モデルハウスはどれも素晴らしいけれど…

IYO / PIXTA(ピクスタ)
実際にモデルハウスを訪れ、営業担当のお話を聞いたハウスメーカーは10社。
ただ、モデルハウスはどのハウスメーカーも力を入れているので、外装もインテリアも素晴らしいものばかりです。
「夢を詰め込んだ空間ですからね」と笑って話す営業担当もいたほど。
住宅展示場はあくまで複数のハウスメーカーを一度に比較できるところです。
現実的なイメージを膨らませたいのであれば、各ハウスメーカーの開催する「お宅見学」に参加するのがいいでしょう。
「セキスイハイム」に決めた理由はシンプル!

Graphs / PIXTA(ピクスタ)
結局のところ、私が契約したのは「セキスイハイム」でした。
正直、予算さえあればどのハウスメーカーでも大抵の要望は叶えてくれます。
「元も子もない…」と言われそうですが、それほどまで日本の建築技術は高い水準なのです。
では、なぜセキスイハイムに決めたのかというと「営業担当が気に入ったから」。
「ここってどうなっているの?」といった私のしつこい質問にも嫌な顔ひとつせず、すぐに回答してくれました。
「この人ならワガママを言っても大丈夫」と安心させてくれたのが一番の理由です。
ハウスメーカーを選ぶときには、営業担当との相性も意識することをオススメします。