暮らしのコツ

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こんなに違う?ミレニアル世代と親世代の「住まいと暮らし」の意識格差

同じ家に住む親子でも、住まいや暮らし方に対する考え方が大きく異なって意見がぶつかることもありますよね。

18~25歳の「ミニレニアル世代」とその「親世代」では、まったく考えが違うといっていいかもしれません。

しかし、なかなかお互い譲り合って歩み寄るというのも難しいもの。お互いの考えていることを理解できれば……と思ったことはありませんか?

今回は、ジャパンネット銀行が18~25歳の「ミレニアル世代」と、18~25歳の子どもを持つ40~59歳の親を対象とした「住まいと暮らし」に関する調査の結果をご紹介しましょう。

ミレニアル世代と親世代が「居住環境」で重視する点は?

調査ではまず、両世代に「居住環境を決めるうえで重視することは何ですか?」と尋ねました。

すると、最多はどちらも「買い物に便利な立地であること」(ミレニアル世代/79%、親世代/80%)

ショッピングモール

Job Design Photography / PIXTA(ピクスタ)

グラフ

次いで「最寄りの駅やバス停から近いこと」(ミレニアル世代/65%、親世代/68%)という結果までは一緒でした。

駅

ふじよ / PIXTA(ピクスタ)

しかし、ミレニアル世代の3位は「勤務先から近いこと」(ミレニアル世代/63%、親世代/44%)なのに対し、親世代は「自然災害について安全な立地であること」(ミレニアル世代/43%、親世代/53%)と、別々になっています。

通勤

ロストコーナー / PIXTA(ピクスタ)

また、ミレニアル世代では「都市の中心部であること」(ミレニアル世代/33%、親世代/17%)、「飲食店が多いこと」(ミレニアル世代/32%、親世代/7%)という項目でも親世代よりかなり多くなっています。

OLランチ

Kazpon / PIXTA(ピクスタ)

居住環境について、ミレニアル世代が何よりも「便宜性」を優先するのに対し、親世代は「住みやすさや安全」を重視していることが判明しました。

 

ミレニアル世代の1割以上は「気軽に引越ししたい」

調査では次に、「住まいを決めるうえで重視することは何ですか?」と質問。

すると、1位はどちらも「住宅の性能がよいこと」(ミレニアル世代/69%、親世代/66%)

新居

xiangtao / PIXTA(ピクスタ)

グラフ

次いで、「住宅の内装が好みである(または自分で選べる)こと」でしたが、ミレニアル世代が56%、親世代が47%と9ポイントの差が出ました。

内見

kou / PIXTA(ピクスタ)

また、6位となった「気軽に住み替えができること」ではミレニアル世代が16%と、親世代の5%を大幅にリード。

独身者がほとんどと思われるミレニアル世代は「1つの場所に縛られず、身軽でいたい」と思う人も多いようです。

引越し準備

Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)

一方、親世代のほうは40歳を過ぎれば1つの場所に落ち着きたいと思う年代。

マイホームを所有している場合は、なおさらそう簡単に引越すわけにもきません。

 

ミレニアルの半数以上が「新しい暮らし方」に興味津々!

前出の調査結果によると、ミレニアル世代は住まいの利便性を重視した自由な暮らし方を理想としているようです。

ルームシェア

Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)

そこで、両世代に「持ち家や賃貸などにとらわれない、新しい暮らし方に興味がありますか?」と尋ねると、ミレニアル世代の57%が「ある」と回答。

グラフ

三世代家族

ふじよ / PIXTA(ピクスタ)

一方、親世代は37%と、20ポイントの大きな差があることが判明しました。

独身時代は自由に生きていても、年齢が上がるにつれ人間は「家族や仕事、財産などを守りたい」という保守的な思考が自然と強くなるのでしょう。

 

自由に生きたいミレニアル世代と保守思考の強い親世代

では、ミレニアル世代の住まいと暮らし方に関する考え方は、具体的に親世代とどのように違うのでしょうか?

両世代に、「自分の同世代に興味を持たれそうだと思う住まい方・暮らし方」を訪ねると、下記のような結果となりました。

シェアハウス

Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)

  • アドレスホッピング固定の家に住まうことなく様々な場所に住む暮らし方)……ミレニアル世代/31% 親世代/10%
  • サードプレイス(自宅や職場ではない、心地のよい第3の居場所を持つこと ※カフェ・居酒屋・公園など)……ミレニアル世代/29% 親世代/10%
  • ソーシャルアパートメント(キッチンやリビングなどを共用部分として利用し、各個室をそれぞれのプライベート空間として利用する住まい)……ミレニアル世代/29% 親世代/9%
  • デュアルライフ(2つの地域に拠点をもった生活 ※都市と田舎、国内と海外など)……ミレニアル世代/22% 親世代/13%
  • コーポラティブハウス(住宅を取得したい人が集まって組合を結成する仕組みにより、集合住宅でありながら自由設計が可能なマンション)……ミレニアル世代/20% 親世代/8%
パソコン

Pangaea / PIXTA(ピクスタ)

31%と、ミレニアム世代が最も興味があるのが、アドレスホッピングという「固定の家を持たない住み方」というのは驚き。

固定の家を持たないということはすなわち「ホームレス」であると言い換えることもできそう!?

「ものを持たず、軽やかに生きる」という究極のミニマリズム的理想があるのかもしれませんが、自宅でリラックスできないのはつらいところでしょう。

ベッド

Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)

どの項目も親世代のほうが興味が10%と興味が低そうですが、一番高いのは13%で二拠点生活のデュアルライフ。

これは、本宅と別荘を持つというラグジュアリーな暮らし方ともいえそう。

経済的に可能ならば、海外などに別荘を持ちたいという方も多いのかもしれませんね。

別荘

Tony-Studio / PIXTA(ピクスタ)

 

以上、ミレニアル世代と親世代の住まいと暮らしに関する考え方の違いをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

やはり、ミレニアル世代と親世代の間には暮らしに対する考え方や理想に大きな溝があるようです。

一人暮らし

Graphs / PIXTA(ピクスタ)

18歳以上にもなると子どもも1人暮らしができる年頃。

お金のやりくりや責任感などを学ぶためにも、親元から離れて自分の力で自由に暮らさせてみるのもいいかもしれませんよ!

 

【参考】
※ ミレニアル世代と親世代、「住まいと暮らし」の価値観を調査 住まいを「モノ」ではなく「コト」として楽しむ若者たちージャパンネット銀行

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