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自営業の妻、3年かかって家を買う

ストックブスからの脱却!【自営業の妻、3年かかって家を買う】

リノベーションから5年が経過し、家じゅうの機能や収納を見直し中です。

今回は、ストックの見直しです。

もっと暮らしやすい家を目指して、去年の秋くらいからコーナーごとに整理を始めています。

自分でも驚くほど、使い切れていない日用品や食品がどんどんどんどん、奥から出てきたんです。

ストックは、使い切らないとただのゴミ!

ねぎ

slash / PIXTA(ピクスタ)

我が家は節約のためにそれぞれ予算を決めて「食品は週に一回、日用品は月に一回」しか買い物に行かないようにしていました。

食品の買い物は自転車でやや遠い安売りのスーパー、日用品の買い物は車で10分のホームセンターです。

たくさんの束になって売られているネギは刻んで冷凍しておけばおトク!

量が多いシャンプーやボディソープ、柔軟剤やハンドソープは日持ちするから良し!

大きくて多いものを買いだめしていないと、損している気分になっていました。勝手に。

冷蔵庫

しかし、ストックで溢れてしまった冷凍庫はごちゃごちゃしていて、どこに何があるのかもはや把握できていません。

刻んだネギは小さく固まって冷凍庫のすみで化石化して発掘されました。

いつか使うだろうと買い置きしていた乾物やレトルト食品も、引き出しの中に詰め込まれ、何がどれだけ残っているのか全然わからず。

結局8割ほどは賞味期限切れになっていたりして……。

洗濯機の裏

でっかい容器に入ったボディソープは、ただでさえ狭いお風呂の洗い場を圧迫していますし、柔軟剤の容器も、洗濯機の横でダラーンとし、その周りは掃除がしにくく埃が溜まっていました。

無駄な場所を取るし、散らかるし、整理しにくいし、いいことなしです。

買いだめしていた食料品は期限切れが多く、そのほとんどを処分しました。

おトクだと思って買っていたのに、これじゃお金を捨てていたのと同じじですよね……。

 

ストックがなくても怖くない!

キッチン

もうひとつ、ストックをしすぎてしまう大きな理由が、来月の買い物までに使い切ってしまったらどうしよう?足りなくなったらどうしよう?という不安です。

日用品は腐らないし、乾物やレトルト食品も賞味期限が長いし「あるに越したことはない」という安心感だけが欲しくて買い足していたような気もします。

でも次の買い物まで1か月。大した量はいらないんです。

実際に切らして本当に困るものって何だろう?

ストック

お米とかトイレットペーパー、ティシューくらいで……ほとんどない(我が家は全員が鼻炎持ちなので、ティシューは多めに買っていますが)。

いざとなったら、近所にドラッグストアもスーパーもコンビニも何軒もある。

あれ? 私は何にビビっていたんだろう。

そうやって私はストック依存症に陥り、ストックブスになっていました。

徒歩圏内にあるドラッグストアの会員割引制度をやっと知ったのは、去年の春です。

「日用品の買い物=ホームセンターでの大量買いがお得」という貧乏神話を熱心に信仰していましたから、近所のドラッグストアはスルーしていました。

しかしスマホ登録するだけで、月末に買い物をすると10%オフになるというチラシを見てひっくり返りそうになりました。

それを機に、ストックブスを脱することにしたんです。

 

不安になったら「近所でいつでも買える」と心でつぶやく

買いだめ

ストックを増やすということは、その分暮らしのスペースをその収納に奪われることになります。

大げさに言うと、収納スペースの面積分も毎月ローンで支払っているわけです。その割合は小さい方が経済的にもいいはず。

それに日用品は腐らないものだと言っても、モノは必ず劣化していきます。

一時的なおトク感より、劣化した商品を使う生活を良しとする方が怖い。

子育て中は時にそう感じます。食品はなおのことそうです。

大量買いはおトクと思っていたけど、そうではない。

今では、写真のようにストック用の引き出しにスッカスカになっても不安に陥ることはありません。

またストックしそうになったら、依存予防の一言を心の中でつぶやきます。

「近所でいつでも何でも買えるよ!」