「窓」が超重要!中古マンション内見時のポイント~良品計画元社員のリノベ日記
関東近郊で築12年の中古マンションをフルリノベーションして3歳、0歳の子どもと30代夫婦の家族4人で暮らしています。
前回、新築マンションにはない「自分たちが求める住まい方」を一から作れることに魅力を感じ、中古マンション×リノベーションに決めたことをお話ししました。
今回は、中古マンション内見時に「窓」を確認することがなぜ大切なのか、についてお話したいと思います。
内見時に「窓」を確認すべき理由
新築マンションの見学と同じで、外観、エントランス、共用部である駐輪場や駐車場の使い勝手、周辺環境などについてはもちろんチェックしました。
その上でチェックすべきポイント、それは「窓」でした。
中古マンションリノベでは、共用部である窓と玄関ドアは変更できません。ですので「窓」の位置はとても大切です。
我が家は、夫が間取りを考えながら物件を見ていたので、なんとなくリビング、寝室、子ども部屋になるであろう部屋からの景色、日の入り方などを見学の際にも気にしていました。
そして、窓の位置によって大まかな間取りが決まりました。
窓と合わせて「間口=スパン」もチェック
マンションは、限られた敷地内に多くの住戸数を確保するため、どうしても間口が狭くなってくる傾向があるようです。
東京の下町や京都の町屋を想像してして頂くと分かり易いかもしれません。
間口が狭いと何が問題になってくるかというと、必然的に、窓が少なくなってきます。
また廊下が長くなる傾向にあります。
マンションの多くは間口が6~8mであり、8mを超えてくると「ワイドスパン」と一般的には言われます。
間口が広くなれば、窓が多くなり、明るい部屋がつくりやすくなってきます。
リノベーションでは当然の事ながら、窓を後から取り付ける訳にはいきません。

外と唯一つながる場所ですから、夫いわく設計において最も重要なものひとつであるといっても過言ではないとのこと。
開口部をいかにリノベーション後の間取りに落とし込めるか、その可能性がありそうか。
そんな目線でマンションの図面を見て、見学をしていました。
我が家のお気に入りは、窓からの景色!
以上のような理由から、最寄り駅が便利でも、街の雰囲気が良くても、部屋からの景色がピンと来ない物件は選びませんでした。
周辺環境の良さはもちろん必須ですが、暮らしていく中で「ああ、やっぱり好きだな」と思える景色があると気持ちがいいです。
洗濯物を干す時に見える景色、子どもと見る夕日と富士山、夜寝る前に照明を消したときに見える夜景、お気に入りの景色がいっぱいあります。
もちろん、周辺環境の便利さがあればなお良しですが!