ゴミ置き場は家から近い方がいい!? 「デメリット」を超える「メリット」3つ
「ゴミ置き場が近い家は嫌!」
土地選びをするとき、そんなふうに思っていませんか?
しかし、ゴミ置き場が近い家には、「デメリット」と感じる以上に「メリット」が隠されています。
住んでいくうちに「ゴミ置き場は家から近いほうがいい!」と思えたことを紹介します。
賢いカラスは「きれいなゴミ置き場」には近づかない

haruka / PIXTA(ピクスタ)
「ゴミ置き場が近い」と聞いて連想するのは、「カラスに荒らされる」「嫌な臭いがする」など、マイナスなイメージが多いのではないでしょうか?
ですが、最近のゴミ置き場は、カラス対策が万全な地域も多いのです。
町内会をはじめ地域の住人たちが知恵を出し合って、オリジナルの「カラス対策」を行っています。

takuzero / PIXTA(ピクスタ)
ゴミ置き場をキレイに保っていると、カラスは賢いので「収穫のないゴミ置き場」だと認識して近づきません。
荒らされないと汚れないので、もちろん臭いの心配もありません。
ゴミ置き場が近いと、必然的に掃除を迫られる場面があるのも確かです。
ですがこれ、ご近所から感謝されるポイントでもあります。今後の良好なご近所づきあいにつながりそうですね。
「近いこと」で得られるメリット

bee / PIXTA(ピクスタ)
かさばるゴミや、重たいゴミを運ぶこともあるでしょう。
ゴミ置き場が近いと、たとえゴミ出しの曜日を間違えても、すぐに家に引き返せる利点もあります。
朝の忙しい時間帯に「最短の距離でゴミ出しできる」のは、最大のメリットと言えるのではないでしょうか?
ゴミ置き場から30m離れた家の場合だと「往復で60m」。ゴミ出しの失敗に気づくと、さらに往復で120mも歩かなくてはなりません。
ただのゴミ出しで、朝の忙しい時間と労力を奪われかねません。
住宅街では1週間ごとにゴミ置き場を管理する「当番制」を設けている地域もあります。
万が一カラスなどに汚された場合は、出動しなければならないというものですが、家から遠いとまずその異変に気付けません。
近い家だとすぐに「役割」を果たすことができるのもメリットですね。
「見えること」で得られるメリット

YNS / PIXTA(ピクスタ)
家からゴミ置き場が見えると、良いことがたくさんあります。
たとえば違反ゴミを出した場合、ゴミ袋に「違反シール」を貼られてゴミ置き場に置いてきぼりにされます。
人間って、「うっかり」しちゃうことがあると思うんです。
違反ゴミを発見したら、まず脳裏に浮かぶのは「うちのゴミかしら?」ということではないでしょうか。
自分のゴミは他人に見られたくありませんよね?
みんな同じことを考えるので、取り残されたゴミは結果的に大衆の目にさらされてしまうことになるのです。
それが次のゴミ出しまで気づけないとなると……考えただけで恐ろしいです。
でも、家からゴミ置き場が見えればすぐにその異変に気づけます。

shimanto / PIXTA(ピクスタ)
仕事で夕方まで家に戻らないとしても、次の朝まで持ち越さずに済むのではないでしょうか?
マイナスイメージが先行しがちな「ゴミ置き場」ですが、管理しだいで「デメリット」は「メリット」に変わるのです。
ゴミ置き場の近さが気になっている方はその「メリット」にも目を向けて、土地の購入を考えてみてはいかがでしょうか?