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住まいの設計編集部:君島喜美子

頭金多めVS少なめ、固定金利VS変動金利…。どっちがいい? 住宅ローン究極の選択

マンションリノベは決断の連続 !

中でも究極の選択ともいうべきテーマについて、不動産、設計の両方に精通するEcoDecoの岡野真弥さんに聞いてみました。

今回は「住宅ローン編」です。

固定金利VS変動金利

繰り上げ返済

U-taka / PIXTA(ピクスタ)

最近は徐々に金利が上がってきているので、固定金利を選ぶご家族が増えてきている印象です。

金利上昇によって支払い困難になりそうな場合は、固定金利を選択した方が今後の支払い予測がしっかり立つので安心です。

一方、変動金利で借りて、低金利のうちにどんどん繰り上げ返済をする、というのも手。

その他には変動金利と固定金利の合わせ技で、ミックスローンという選択肢もあります。

例えば物件費用は固定金利、リノベ費用は変動金利、などの組み合わせができます。

将来的に変動金利が契約時の固定金利を上回った時に、変動金利の方から積極的に繰り上げ返済するなどの対応ができます。

 

銀行(実店舗)VSネット銀行

ネットバンク

YsPhoto / PIXTA(ピクスタ)

メガバンクをはじめ、実店舗だと担当者と対面で相談できますし、仮審査や本審査がスムーズに進みやすいです。

いっぽうネット銀行は何といっても低金利な商品が魅力ですが、一番の懸念点は審査に時間がかかることです。

審査がなかなか通らないと、物件の契約や引き渡しが先延ばしになり、早く売りたい売主側の希望に合わず交渉決裂ということにも。

いい物件に出合った時にスムーズにローン審査を進めるためには、リノベーション費用もローンに含められる銀行や住宅ローン商品を事前に把握しておくこと。

また、審査結果で判断するために両方を並行して進めるのもいいかもしれません。

 

頭金多めVS少なめ

低金利時代とはいえど、金利分の支払いは馬鹿にできません。

ですので、頭金を多めに入れてローンを組むという選択は当然とも言えます。

一方で、頭金の入れすぎによって手元の現金が少なくなることに不安を感じる人も。

他のローンに比べて住宅ローンは低金利。

新車

Flatpit / PIXTA(ピクスタ)

頭金を少なめにして現金を蓄えておけば、車の購入時や教育費がかかる時期に現金で対応することができます。

考え方が分かれるところではありますが、共通して言えるのは、最低でも諸費用分は用意しましょう、ということ。

諸費用とはローンの融資手数料や保証料、物件の仲介手数料などを指しますが、物件価格の10%程度を用意しておけば十分でしょう。

 

【取材協力】

岡野さん

EcoDeco 岡野真弥さん

中古マンションリノベのワンストップサービスのパイオニア。全コーディネーターが不動産探しから設計まで一貫して担当できる不動産と設計のプロとして、知識と経験を併せ持つ。内見時には両方の視点からアドバイスができスピード感があると好評。

東京都渋谷区広尾1-15-7 アドビルディング3F  telephone*03・6450・2842 

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