掃除しやすいキッチンの条件って?住宅展示場のスタッフに聞いてみました
キッチンの掃除は家の中のどこよりも油汚れが多く、掃除が大変なスペース。
掃除しやすいキッチンとはどのようなものなのでしょうか?
筆者が掃除嫌いだからなのかもしれませんが、たとえ“キッチンの掃除に十分な時間をさける”生活を送っているとしても、掃除が楽になればいうことはないと思います。
この度、住宅展示場に行き、スタッフの方に掃除しやすいキッチンについて聞いてきました。
「ワークトップ(天板)」と「シンク」はステンレスじゃないほうがいい?
日本の場合、キッチンの「ワークトップ(天板)」と「シンク」は、まだまだステンレスのものが多いのだそう。

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筆者の借りているアパートも、ワークトップ(天板)、シンクともにステンレス製です。
ただステンレスは水垢、油汚れなどの汚れが残りやすく、普段からマメな掃除をすることと定期的にかなり入念な手入れが必要不可欠。
そんなにお手入れが大変なのに、なぜステンレス製が多いのかというと、やはりそれは企業側のコストが安く済むからなのだそう。
オススメは人工大理石のワークトップ(天板)とシンク。

shimi / PIXTA(ピクスタ)
こちらは水垢などの汚れが付きにくく、また目立ちにくいのが特徴。
シンクにおいては水を流すときの音がステンレスに比べると少し静かに感じられます。
また、熱湯を流したときの「ベコッ」という音もありません。
ただ、使っていると黄ばんでくるのでたまにメラミンスポンジでこすったり、うすめた重曹を使ったお掃除をするとベター。
「コンロ」はIHだとお手入れが楽
凹凸がなくフラットなため、IHコンロのほうがお手入れが楽だそうです。

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ただ、ガスコンロでもガラストップのものを選べば比較的簡単に汚れが落ちるそう。
五徳に関しても簡単に取り外しできる設計になっているものが多く、昔のものと比較するとその差は歴然で、そこまで手はかからないのではないかとのことでした。
「キッチンの壁」をタイルにするのはハードル高め
キッチンの壁(ワークトップ前やコンロ横にかけてなど)をタイルにするのはおしゃれですが、やはり目地汚れが気になるところですね。

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その点、拭けるタイプの壁紙にすればズボラ掃除でもそこまで問題はないとのことでした。
いかがでしたか。
掃除のしやすいキッチンの情報、もしリフォームや新築を検討している方は、参考にしてみてください。