ウチって仮面夫婦予備軍?既婚男女が語る「夫婦関係」の実情とは?
結婚はゴールではなく新たな人生の始まり。
離婚率が3割という今の時代。もしかして自分たちも「仮面夫婦予備軍」と思っている人もいるのでは?
相手の呼び方、食事をとるタイミング、一緒に過ごす時間など、巷の夫婦関係の実態はどのようになっているのでしょうか?
そこで、既婚男女によるリアルな夫婦関係についてご紹介いたします。
配偶者の呼び方の最多は「お母さん・お父さん」!
エニワンが既婚男女1,591人を対象に実施した「夫婦関係に関する意識調査」。
この調査ではまず、「配偶者の呼び方」について尋ねました。
最も多かったのは、「お母さん・お父さん」(22.5%)という結果でした。

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4位の「ママ・パパ」も合わせると、なんと39.9%と4割近くがお互いを母親・父親の呼称を使って呼んでいることが判明しました。
2位は「名前を呼び捨て」(20.5%)、3位「ニックネーム」(18.7%)、そして5位は「名前にちゃん付け」(13.6%)という結果となりました。

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まだ子どもがいない夫婦は、名前を呼び合う場合が多いのかもしれませんね。
朝食を「一緒に食べない」夫婦が60%以上も
巷の夫婦たちは1日にどのくらい一緒に時間を過ごしているのでしょうか?
「朝食を夫婦一緒に毎日食べますか?」という質問では「NO」が圧倒的に多く63.4%。「YES」は36.6%でした。

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一方で「夕食を夫婦一緒に毎日食べますか?」という質問では、「YES」が過半数で58.6%となりました。

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夫婦で一緒に食事をしない理由を尋ねると、
「仕事で早く家を出るから」
「残業が多く、家に帰るのが遅くなるから」
などという回答が挙がっています。

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バタバタする朝は食卓について夫婦一緒に朝食を……というのは難しいかもしれません。
できれば夕食だけでも一緒にして、その日あったことを話し合うなどして夫婦の結びつきを強めたいものです!

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一緒に食事をしない夫婦が多いことが判明しましたが、「夫婦でゆっくり時間があまりないと感じますか?」と尋ねると、「YES」と答えた人が50.3%も。
夫婦として一緒に暮らしていても、1日のうちで会えるのはほんの数時間……では寂しい限り。
平日に会えない時間が長い場合は、週末にデートしたり、一緒にアクティビティをしてみるのも良いかもしれません。

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夫婦の時間を増やすため「仕事環境を変えたい」人は40%
では夫婦の皆さんは、この状況を改善したいと思っているのでしょうか?

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夫婦で一緒に時間を過ごせないのが「仕事のせい」と語る人が多いことから、「夫婦の時間を増やすために、現職の環境を変えることは必要だと思いますか?」と尋ねると、「あまり必要でない」と答えた人が最多で34.3%。
次いで「まあまあ必要だと思う」(30.2%)、「必要ではない」(23.4%)、「必要だと思う」(12.1%)という結果でした。

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全体的に「必要ではない」と思う人のほうが多く57.7%、「必要だと思う」と思う人は42.3%という結果に。
しかし、夫婦の約半数は「一緒に過ごす時間があまりない」とは感じていないことから、この数は妥当であると言えるでしょう。

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以上、夫婦関係に関する意識調査の結果をご紹介しましたが、いかがでしょうか?
せっかく縁があって結婚したのですから、夫婦関係が良いことに越したことはありません。
「もっと一緒に過ごす時間が欲しい」と感じているなら、パートナーと話し合って時間を作る努力をしてみてくださいね!
【参考】
※ 半数以上の方が「夫婦でゆっくり過ごす時間がない」と感じていることが判明。理想のおしどり夫婦になるためには職場環境の改善が大きな課題!!AnyONE