せっかく片付けたのに…を防ぐ!収納術のヒントは「表札」にあった
「せっかく片付けたのに、また部屋が散らかってきた……」
なんていう“リバウンド”、誰しもが経験あるのではないでしょうか?
わたしも今まで何度となくリバウンド経験をしてきました。
単身者ももちろんのこと、家族になるとなおさら、誰かが片付けても誰かが散らかす、という“リバウンド”は日常茶飯事ですよね。
全員が、決められた場所に、決められたものをしまう。
簡単なようで、とてもむずかしい、そんな収納作りをご紹介します!
まずは、物に「住所」を作っておく
我が家の使用頻度の高いものたちを収納しているキャビネット。家族みんなが使うため、リビングに置いています。
特に多く物が集結している引き出しは、ハサミ、のり、ホッチキスのような文具類から、爪切りや耳かきのような日用品など、無印良品の整理トレーを使って1つ1つの住所を決めています。
「ものの住所を決める」、これはただ単に、仕切っているだけではダメ。この中に片付けのリバウンドを防ぐ大きな工夫があるんです。
住所を作ったら、「表札」も付けてあげよう
それは、トレーの底にラベリングしていること!
こうしておくことで、使った後も、どこに何が入っていたのかが分かり、必ず定位置に戻してくれるんです。
以前は、「これってどこに戻すの?」と家族から聞かれることが多かったり、さらには、子供達は戻す場所が分からないことで、物を出しっぱなしにしたりすることもありました。
物の住所を決めたら、そこに表札を付けてあげるようなもの。
家族も自然と片付けに協力してくれるようになりました。
参考にしたのは「学校の収納」
物の表札はこんなところにも……。
実はこの方法を思いついたのは、小学校の教室なんです。
大勢の子ども達が過ごす教室。環境も育ちも違う子ども達が何十人も過ごす教室なのに、いつも整理整頓が行き届いているのにびっくりしました。
学校で取り入れているのがこの方法。物の住所が明確なので、自然と物を戻すことができるのです。
片付けや収納のヒントは、案外いろいろなところに転がっているものです。これで片付けのリバウンドの心配なし。ぜひお試しくださいね!