生きていると“ツイてないなぁ”と思うことはあるはず。
ただしそれを完全に運のせいにして曖昧にしていませんか?
ツイている状況を引き寄せる上で、主体的に考える密教の教えが役に立ちます。
日刊Sumaiの連載【風水で解決!】でも人気の風水コンサルタントで、
10年以上に及ぶ修業を経た密教の「阿闍梨(あじゃり)」でもある種市勝覺(たねいち しょうがく)先生の著書『「最強運の人生」を手に入れる!』には、たくさんのヒントが詰まっていました。
「口ぐせ」「思いぐせ」「行動ぐせ」の3つが命運を分ける

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種市先生は「口ぐせ」「思いぐせ」「行動ぐせ」の3つが運を分けると説きます。
とはいえ、何かひとつだけを改めればよりよく変わっていくというわけではなく、あくまで3つの「くせ」の方向性が一致することが、最強運を引き寄せる上で一番大事です。
例えば「お金持ちになりたい」と常日頃から言っていても(口ぐせ)、とはいえ「自分なんかがイイ生活ができるはずなどないわ」と思いこみ(思いぐせ)、洋服やちょっとお高いスイーツを頻繁に買っては「浪費しお金を一向に貯めない」(行動ぐせ)。

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極端な例ですが、これは3つの「くせ」が一致していない状況で、こうした状況で最強運を手にするのは、なかなか難しいもの。
逆に「お金持ちになりたい」と常日頃から言い(口ぐせ)、「お金持ちになったらこんな楽しいことをしよう」「お金持ちになったらこんな寄付ができる」とポジティブな連想を繰り返し(思いぐせ)、余計な出費を抑えて「コツコツお金を稼いで貯める」(行動ぐせ)。
この状態こそが3つの「くせ」が一致している状況で、目標に到達するまでのスピードもぐんと上がります。
「ほら、やっぱり」はポジティブに使おう!

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その前提を踏まえつつ、当然ながら、くせを正すにはひとつひとつのことに向き合って直していくのみ。
実体がなく意識的に反省するしかない思いや行動のくせ以上に、見直しやすいのは「口ぐせ」です。
本書によれば、不運と思っている人に共通する口ぐせがあります。それは……、
「ほら、やっぱり」
この言葉が発せられるのは、頭でイメージしていたとおりの現実になったと思ったときが大半です。
ただしこの言葉をどんな状況で発するかによって、運に与える影響も変わります。

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「あんまりこの計画うまくいく気がしなかったけど、ほら、やっぱりダメだった」
「最初から馬が合わないと思ってたけど、ほら、やっぱり仲違いしたわよ」
自分で予め悪い結果を想定し、悲観的な味方をしている時に発しても、あまり未来が開ける言葉としては響きません。
ですので、もしこの口ぐせがあるなら、いい結果を想定した時に使うよう意識してみましょう。

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「天気がもつ気がして洗濯物を干してきたけど、ほら、やっぱり天気がもったわ!」
「あなたに似合うかなと思って選んだけど、ほら、やっぱり素敵ね」
これならいい運を引き寄せるパワーがあり、物事に対する肯定的な「思いぐせ」も伴いそうです。
無意識のうちに発する言葉に少し意識的になるだけで、最強運を手に入れやすくなる。
こんなアプローチの積み重ねで、自分の道を開く「くせ」は身についていくのです。
口ぐせ、思いぐせ、行動ぐせを変えるだけの密教メソッドで 「最強運の人生」を手に入れる!
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