プラスチック製より使える保存容器は、ガラス、ステンレス、わっぱ
海洋プラスチックゴミ問題が注目を集めていますね。
我が家にもプラスチック製品がいろんな所にある!ある!ある!
しかし、キッチンにあるプラスチック製の保存容器よりも使える容器があるんです。
それは、ガラス容器、ステンレス容器、わっぱです。
今回はプラスチック製よりも便利で長く使える3つの保存容器をご紹介します。
プラスチック容器のメリットとデメリット
プラスチックの食品保存容器のメリットとデメリットを改めて挙げてみましょう。
メリット

yoshi-ka / PIXTA(ピクスタ)
- 軽い
- 安い
- 電子レンジが使える
- 入手しやすい
- 重ねられるので収納に場所を取らない
- 落としても壊れない
100均でも気軽に購入でき、軽いのでお弁当入れにも最適。
保存食作りを定期的に行う実家の母を見ると、高齢者にとってプラスチックの軽さは魅力の1つです。
デメリット

SoutaBank / PIXTA(ピクスタ)
- 容器に食品の臭いや色移りがしやすい
- 経年劣化により数年で使えなくなる
- 油っぽい食品を入れるとベタベタして洗う手間がかかる
- お弁当作りで温かいものを入れると蒸れる
環境問題への配慮と共に、上に挙げたデメリットを見つけたのを機に、プラスチックの食品保存容器から徐々に異素材の容器にシフトしていきました。
そして現在は「ガラス容器」「ステンレス容器」「杉のわっぱ」の3つを併用しています。
その3つのそれぞれの魅力をご紹介します。
1.「ガラス容器」丈夫でクリア!食卓でも映える
1つ目は「ガラス容器」。
筆者はフタもガラスでできた「WECK」(ウェック、ドイツのガラス容器メーカー)と、国産のiwaki(イワキ)の2種を愛用。
WECKには塩、砂糖などの調味料や自家製歯磨きペーストといった食品以外のものも入れています。

WECK
見た目の可愛さに加え、スタッキングできるので省スペースになるのも魅力。
別売のパッキンを付ければ密閉容器としても機能します。

WECK
サイズ展開も豊富なので、入れたいモノに合わせて選べます。
大きな容器は、ダシなどの液体を入れるのにも便利です。
煮沸や電子レンジも使えますが急熱急冷に弱い素材のため、注意が必要です。
iwaki製品は、PACK&RANGEシリーズを使っています。四角い容器ですが、角に丸みがあるので洗いやすいです。

iwaki
クリアな素材なので、冷蔵庫内で容器を探しやすい点も気に入っています。
こちらも様々なサイズがありますが、容量が500mlの細長いものには、アスパラやキュウリといった長い野菜を。オーブン調理もできます。
200mlの容器は使いかけの半割レモン、薬味入れの他、プリンなどのスイーツを作ってそのまま食卓に出せるのも魅力です。
ただし、フタはプラスチックなので、オーブン調理はNGです。
ガラスなので衝撃で割れることはありますが、洗い物で手を滑らせてシンクに落とした程度では今のところ割れません。
大切に使えば長く使えますよ。
2. 半永久的に使える「業務用ステンレス容器」&セリアの「薄型ステンレス容器」も便利!
次は「ステンレス容器」です。
年季の入った業務用の角型ステンレス容器は実家からもらってきたので、かれこれ30年以上使っています。
金物店やネット販売で購入できますが、サイズ感を確かめたい方は、近所に金物屋さんがあれぱ手に取って確認してもらうことをオススメします。
下の写真のように、アサリの美味しい時期には少量の水を張って砂出しする際にも便利。
他にもたっぷり作ったカレーや豚汁などの汁物入れに最適です。
匂い移りがなく、コンパクトに冷蔵庫に収められるため、使い勝手の良い容器です。
その他、ゆで野菜、お浸しなどの汁気のあるおかずを入れるのにも便利です(筆者は直火にかけてしまうため容器が焦げていますが、持ち手がないため火傷などにお気を付けください)。
セリアで見つけたステンレス容器もなかなかの優れもの。
フタはプラスチック製ですが薄型なので、切った薬味を冷凍する際に重宝しています。
3.伝統工芸品の「杉わっぱ」食器としても使いたい!
最後はちょっと高価ですが、一生ものとしてオススメなのが「杉わっぱ」の弁当箱。
こちらの杉わっぱは秋田の伝統工芸品で、15年近く使っています。
いちばんの魅力はお弁当箱としての機能性と見た目!
何を入れてもおいしそうに見え、杉の調湿効果でご飯が冷めてもおいしいです。
電子レンジや食洗機は使えませんが、とても軽いので洗いやすい容器です。
当時の価格で8,000円近くした2段弁当ですが、筆者は自宅でも活用しています。
例えば下の画像のように枝豆を食べる時、片方がサヤ入れになります。
他にも1段ずつ炊き込みご飯などのごはんものを詰めて、ゲストが来た時にそのまま出してみるなど、アイデア次第で使い方の幅が広がります。
いかがでしたか?
プラスチック製品はとても身近で、当たり前の世の中になっていますが、異素材の容器もそれぞれの良さがあります。