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カーテンとブラインドはどっちがいいの?迷ったときは機能性とデザイン性で比較

窓まわりのインテリアとして、よく比較検討されるカーテンとブラインド。

筆者は以前オーダーカーテン・家具のコーディネーターとして企業で働いた経験があり、過去に100軒以上のお宅のカーテンをコーディネートしてきました。

実際に迷われていたお客様へ提案してきた内容を元に、迷ったときはカーテンとブランインドはどっちを選べば正解なのかをご紹介します!

2つの大きな違いは「素材」と「操作の仕方」

カーテンとブラインド

まず、カーテンとブラインドはどんなものなのか簡単に紹介します。

ご存知のようにカーテンは柔らかい布をカーテンレールに掛けて、左右に開閉するウィンドウトリートメント。

一般的には、厚手のドレープカーテンと透け感のあるレースカーテンの2枚を吊り、調光を行います。

ブラインドは横型と縦型のものがあり、横型はベネシャンブラインド、縦型はバーチカルブラインドと呼ばれています。

どちらもスラット(はね)をコードで等間隔につなぎ、スラットの角度で調光します。

スラットが水平に並ぶ横型ブラインドは上下に、スラットが垂直に並ぶ縦型ブラインドは左右に開閉します。

素材には、木製や竹製、布製や金属製などがあります。

 

カーテンとブラインドの大きな違いとは

ブラインド

北の魔女 / PIXTA(ピクスタ)

カーテンとブラインドの大きな違いは、

1.素材が柔らかいか硬いか
2.操作用の機構があるかないか

の2点です。

この違いが、扱いやすさや安全性の差を生んでいます。

日々の生活の中で使うものは、デザイン性はもちろんですが、扱いやすさや安全性も重視したいところ。

小さな子どもや介護が必要な方と生活する場合は、特に優先順位が高いポイントといえます。

これらを踏まえると、カーテンとブラインドは結局どちらが良いのでしょう?

 

カーテンとブラインドの機能を徹底比較!

扱いやすさという観点から「操作性」と「メンテナンス性」、また事故の危険性やプライバシー保護の観点から「安全性」に着目して比較してみます。

操作性

操作性・カーテン

カーテン自体を引くことで左右に開閉。ブラインドのように、特別な機構がないため故障の心配もほぼなく、操作がシンプルです。

窓の幅が広いと左右に移動しながら開閉することになるので、動作が大きくなります。

・ブラインド

一般的に、コード(操作用のひも)でスラット(はね)の昇降を、ポール(操作棒)でスラットの角度を調整。

コードやポールのどちらかひとつで昇降と角度調整の両方ができる商品や、スラットを降ろすときに一気にストンと落ちてしまわない、一定の速度でスラットが降りる「自動降下タイプ」のブラインドもあり、扱いやすくおすすめです。

 

メンテナンス性

メンテナンス性

・カーテン

自宅で丸洗いが可能です。素材によっては洗えないものもあるので、洗濯表示を確認してくださいね。

洗った後は、カーテンレールに掛けて干しておけばよいので、思ったほど手間はかかりません。

水を吸ったカーテンは重くなるので、掛けるときは足場やぐらつきに注意してくださいね!

・ブラインド

柔らかい布やモップなどでホコリを取り、薄めた中性洗剤などを使って拭き掃除をします。

キッチンなど油や蒸気が舞うところで使用する場合は頑固な汚れがつきやすいので、定期的な拭き掃除をおすすめします。

軍手を使うと細かいところも拭きやすいですよ。

 

安全性(事故、プライバシー保護)

安全性・カーテン

カーテンは、活発な子どもや介護が必要な方がうっかり体をぶつけてしまってもケガをしにくく安心です。

またプライバシー保護の面では、カーテンは窓全体を隙間なく覆うことができるので安心感があります。

透け感のあるレースも、ミラーレースなどを選ぶと外からの視線を遮りながら安心して採光ができます。

・ブラインド(特に注意!)

操作コードやチェーンが、子どもやペットの首に絡まり亡くなってしまう事故が発生しているため、使用には注意が必要です!

具体的な対策は次のとおりです。

・コードをクリップなどでまとめる
・コードがポールの中に内蔵されたタイプを選ぶ
・コードの近くにソファや椅子など登れる家具を置かない
・コードを標準より短めの長さでオーダーする(一番オススメです)

プライバシー保護の点では、スラットの隙間から部屋の中が見えてしまうことがありますが、スラットの角度を調整すれば解消できます。

レースカーテンやドレープカーテンと組み合わせてコーディネートする方法もおすすめです。

 

特徴を活かして部屋ごとに使い分けるのも手

カーテン

Ameashi / PIXTA(ピクスタ)

今回は日常生活での扱いやすさに注目して比較してみましたが、どちらもインテリアの決め手となる素敵なアイテムです。

それぞれの特徴をまとめると、

・カーテンは扱いやすく安全!共布でクッションやベッドリネンをつくることもできる

・ブラインドは窓辺がスッキリ!素材で家具との統一感を出しやすい

特徴の違いを活かして、部屋ごとに使い分けるのもおすすめです。

カーテン

Mills / PIXTA(ピクスタ)

例えば、

・窓辺に家具や物が増えやすい書斎
→スッキリさせるためにブラインドを!

・暗い寝室や人が集まり活動時間が長くなるリビング
→ぶつかっても安心なカーテンを!

適材適所のウィンドウトリートメントを探してみてくださいね。

 

まとめ 迷ったらカーテンでほぼ間違いなし

機能性や安全性の面で比べると、カーテンのメリットの方が多いように感じます。

これといったデメリットも無く、迷ったときはカーテンを選んで後悔はないはず、と筆者は思います。

カーテンは、実用性とデザイン性のバランスが良いウィンドウトリートメント。

ブラインドは、ひと工夫で安全に扱えるので、ぜひチャレンジしてもらいたいアイテムです。

両者のメリットとデメリットの解消方法を確認しながら、居心地の良いお部屋作りの参考にしていただけたら幸いです。