入学祝いには「名入り鉛筆」が最適!贈る側が知っておきたい学校事情
新年度になりましたね。みなさんは知人や親戚のお子さんに入学祝いを贈りますか。
筆者は、小学校へ入学する親戚や友人などのお子さんに「名前入り鉛筆」を贈っています。
高額なモノは贈れませんが、お祝いの気持ちは伝えたい。
ささやかなギフトですが、お子さんも親御さんもとても喜んでくれました。
今回は文具店店員さんに聞いた名入れのコツや、今どきの学校事情を踏まえた鉛筆選びのポイントをお伝えします。
気軽なギフトでも特別感がある!「名入り鉛筆」がオススメな理由

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「名入り鉛筆」は昔からありますね。
自分の名前が入った鉛筆は、受け取ったお子さんにとって、特別感があるようです。
デジタル化が進んだ現代ですが、多くの授業で書き取り学習があるため鉛筆は消耗品。

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たくさん使うものを贈るのは親御さんにも喜ばれます。
また、ささやかなギフトというのもポイントです。
名入り鉛筆は1ダース1,000円程度なので、贈る側も受け取る側も気軽にやり取りできます。
贈った側が負担にならない程度のギフトを選ぶということも、相手への心遣いですね。
直接渡せない場合、筆者はお子さん宛にひらがなで書いた一言メッセージを添えて定形外郵便(140円)で送ります。

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なかには内祝いをいただいたケースがありましたが、お礼の電話やメールをもらうことがほとんどです。
名入り鉛筆の注文事情と納期は?

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筆者は銀座の文具店・伊東屋さんで毎回名入り鉛筆を注文していますが、店舗注文の場合、3時間で仕上がります(ネット注文は2週間程度時間がかかります)。
全国展開している店舗は、東急ハンズの名入れサービスも即日対応してくれるので人気です(受付、受渡時間は店舗ごとに異なります)。

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その他、気軽に頼めるのがネットショッピング。
最短で注文から1週間以内に発送できるショップがあります。
名前の色は定番の黒、白、金、銀のほか、店舗によってはさらに選択肢もありますが、読みやすい色にするのがオススメです。
いよいよ注文、でもその前に事前チェックしておきたいポイントを次の項目でご紹介します。
横書きの名入れは利き手をチェック!ローマ字表記もコツがあった!
筆者は毎回アルファベットで名入れをお願いしていますが、その場合、横書きになります。
文具店の店員さんから、贈るお子さんの利き手(右利きか左利き)を確認されました。
右手で鉛筆を持った場合は、横書きでそのまま読めますが、左手で持つと、横書きの文字が逆さになります。

右利きは下から

左利きは上から
右利き仕様の多い日本ですが、近年は利き手を矯正しない場合が多いので、利き手の事前リサーチが必要という事を知りました。
併せてアルファベット表記の場合、ポイントがあります。
ゆうま(筆者の甥)、ゆうな、しょうま、など、名前の真ん中が「う」の名前は、2通りの表記があります。
例) ゆうま
YUMA (パスポート表記)
YUUMA (UUと重ねる )
店員さんに聞いたところ、どちらでも正しいのですが、「使う本人よりもお友だちが正しく読めるか」が大切なので、小学1年生は、後者のYUUMAをオススメされました。
前者だと『ゆま』(女子にある名前)と混同される場合も想定されます。
結局甥への鉛筆は、ひらがなにしましたが、名前入れひとつでもコツがあることを知りました。
鉛筆の濃さは小学1年生は2Bが一般的ですが、学校によっては4B指定もあります。
公立小でもキャラクター文具NGがスタンダード?
名入り鉛筆を2~3年に1度注文しに行っていますが、以前から気になっていたことがあります。
それは、キャラクター鉛筆がほとんど置いていないことです。

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今年は甥っ子と友人の娘さん2人に、名入り鉛筆を贈りました。
甥には無地にスポーツブランドのロゴが小さく入った鉛筆を選びました。
スポーツ少年の甥にぴったりと思い、ロゴと名前の色を合わせ、筆者自身もとても気に入りました。
一方の友人の娘さん用に、彼女の好きなプリンセス系の鉛筆を探してみたのですが、見当たりません。
世界的に人気のあのキャラクターも、国民的人気のあのキャラクターもない!
友人から受け取りのお礼の連絡をもらった時に「プリンセスがなかったのでごめんね~」と伝えたら、友人曰く、娘さんの通う小学校は「キャラクターの文具禁止」とのことでした。
昨今、私立でも公立でも関係なく、そのような学校が大多数であるため、需要のないキャラクター鉛筆は当然売り場にもありませんでした。
いかがでしたか。
今も昔も変わらぬ定番の贈り物、だけどその子だけの特別な鉛筆。
皆さんも送ってみれば、きっと喜ばれますよ!